「エンジンオイル添加剤」と聞くと、オイル交換のときに勧められたりして、なんとなくエンジンに良さそうなイメージはあるけれど、実際にどんな効果があるのかはイマイチよく知らない・・・という方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- エンジンオイル添加剤の効果って?
- メリットデメリットは?
- 使い始めるタイミングは?
など、エンジンオイル添加剤について、気になるポイントを詳しく解説&まとめてみました。
エンジンオイル添加剤の効果とメリットは?

まず、エンジンオイル添加剤とは、
- エンジンオイルの性能を引き上げる
- エンジンオイルの性能を補う
といった目的で使用するものです。
エンジンが車の「心臓」だとすると、エンジンオイルは「血液」、エンジンオイル添加剤は「サプリメント」によく例えられます。
オイル添加剤を使用することで、エンジンオイルの性能を高め、
- エンジン音や振動の軽減
- エンジン内部の摩擦や摩耗の低減
- エンジン内部の洗浄
- 燃費の向上
などの効果が期待できます。
そして、これらの効果により、
「エンジンを良い状態で維持できる」
「エンジンが長持ちする」
というのがオイル添加剤のメリットと言えます。
エンジンオイル添加剤にデメリットはある?
オイル添加剤にはメリットだけでなく、
- コストがかかる
- 効果がわかりづらい
- 間違った使い方による故障のリスク
といったデメリットもあります。
デメリット① コストがかかる
まず1つ目のデメリットとして挙げられるのが、コストの問題です。
オイル添加剤の多くはオイル交換ごとの添加が必要で、オイル交換の度に、通常のオイル交換費用にプラスしてオイル添加剤の費用がかかってしまいます。(※オイル添加剤によってはオイル交換ごとの添加は不要で、1年や1万km程度効果が持続するものもあります)
デメリット② 効果がわかりづらいことも多い
オイル添加剤の効果は多くの場合、すぐに目に見えてわかるものではありません。距離を走っている車だと、比較的効果を実感しやすいのですが、距離を走っていない車や新車では、なかなか期待するような効果を感じづらいかもしれません。
デメリット③ 間違った使い方で故障のリスクも
オイル添加剤はいろいろなメーカーからたくさんの種類が販売されていますが、むやみやたらに使えばいいというものではなく、きちんと目的に合ったものを選ぶことが大切です。
効果や使い方をよく確認せずに間違った方法で使用すると、期待する効果が得られないばかりか、場合によってはエンジンオイルやエンジンに悪い影響を与えたり、故障のリスクも考えられます。また、車によってはオイル添加剤の使用が禁止されている場合もあります。
オイル添加剤に関して、わからないことがあったり不安な場合には、ディーラーや信頼できるショップで事前にご相談されることをおすすめします。
エンジンオイル添加剤を使うタイミングは?
オイル添加剤はどんなタイミングで使い始めるのが良いのでしょうか?
●過走行車や年式の古い車には効果アリ!
まず、オイル添加剤の効果を一番実感できるのは、距離を走っている車で、最近なんとなくエンジンの調子が良くないなと感じたときです。
距離を走っている車や長く乗っている車であれば、オイル添加剤による性能向上の度合いが大きいため、効果を実感してもらいやすいかと思います。
●新しい車への効果は・・・?
一方で、距離を走っておらず年式も新しい車の場合、正直なところオイル添加剤を使っても目に見えてわかるような効果は期待できないかもしれません。
では、新しい車にオイル添加剤を入れる意味は無いのかというと、そうではありません。
この場合は予防的な意味合いが大きく、エンジンが新しく綺麗なうちから使用することで、良いコンディションのまま長く維持することができます。
エンジンオイル添加剤は過走行車や中古車にはもちろん、新車からの使用もおすすめです!
カミタケのエンジンオイル添加剤施工について

●カミタケでは、お車の点検時にあわせてエンジンオイル添加剤の施工が可能です!
カミタケで使用するのは信頼のワコーズブランドの「S-FV・S(スーパーフォアビークル・シナジー)」というオイル添加剤です。
オイル添加剤はなかなか効果を実感しづらいと言われることが多い中で、「効果を実感できた」という声も多く、YouTubeでもユーザーによる実験動画やレビュー動画が多数アップされている人気の高い製品です。
ワコーズ S-FV・Sの特徴

画像:https://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/S-FV_S.html
- 摩擦の低減と極圧性をバランス良く両立させ、エンジンの摩耗を防ぎエンジンを保護します。
- 酸化安定性を向上させ、エンジンオイルの酸化・劣化を防止し、オイル寿命を延長します。
- 清浄分散性能を強化することで、エンジン内部をクリーンに保ち、エンジン性能の低下を防ぎます。
ワコーズのオーガニックFM(※)と富士フイルムの超分子技術から生まれたFM、これらのタイプが異なる2つのFMを組み合わせることで、相乗効果により飛躍的に性能を向上させることができるという「Synergy FM テクノロジー」が採用されています。
(※)FM…Friction Modifierの略。摩擦調整剤。
Synergy FM テクノロジーにより、低温から高温まで幅広い温度域で優れた潤滑性を発揮する「ニューリキッドセラミックステクノロジー」の効果が強化され、エンジンの摩耗や焼付き防止、省エネ性能アップの効果が期待できるとのこと。
ハイブリッド車やアイドリングストップ車にお乗りの方、チョイ乗りが多い方におすすめです。
再施工の頻度について
S-FV・Sを添加するペースは、
1年に1回(オイル交換2回につき1回)が目安となっております。
一度添加していただくと長期間効果が持続するので経済的です。性能もコスパもどちらも重視したいという方にぴったりのオイル添加剤です。
愛車に長く大切に乗りたいとお考えの方は、ぜひ一度お試しください!
お問い合わせ
エンジンオイル添加剤に関するご相談やご質問等は下記電話番号にて受付けております。どうぞお気軽にお問い合わせください!
