プリウスの実燃費は?歴代車種や競合モデルとの比較!

プリウス実燃費

低燃費な車は環境に優しいとして、各社が技術を競い合っています。数々の低燃費な車がある中で、プリウスはハイブリッドカーの代表的モデルです。

低燃費なハイブリッドカーでも、複数のシステムがありますし、実燃費もモデルによって異なります。では、トヨタのハイブリッド専用車のプリウスの実燃費はどれほどでしょうか?

この記事では、4代目2015~2023年モデルのカタログ燃費や競合モデルとの比較まで詳しく紹介します。

目次

プリウスの燃費の特徴

プリウスはトヨタのハイブリッド専用車として販売されているモデルで、低燃費のためにトヨタのさまざまな技術が搭載されています。

ハイブリッドシステムを高効率化させ、ボディのフォルムやアルミホイールの形状に至るまで、空力性能を高めることで低燃費を実現しています。

グレードによって燃料消費率は異なりますが、WLTCモードで「E」なら32.1km/Lの燃費です。燃費に影響する部分は、徹底的に改良されることで低燃費な走りになっています。

プリウスの概要

プリウス

プリウスはトヨタが販売している世界初の量産型のハイブリッド専用車です。プロトタイプが発表されたのは1995年で、直噴ガソリンエンジンとCVT、さらにモーターを組み合わせることで当時の同クラスの約2倍の燃費を実現していました。

初代モデルは1997年に発売されており、5ナンバーサイズのセダンに未来をイメージしたエクステリアのモデルとして登場しました。

2代目は2003年に発売され、セダンタイプからファストバックへとボディ形状が変化しました。また初代モデルが5ナンバーサイズのボディだったのに対して、2代目からは3ナンバーサイズとなります。販売台数が大きく向上しました。プリウスの知名度を大きく高めたモデルです。

2009年からは3代目モデルが発売されます。2代目で高まった人気が一気に向上したのが3代目のプリウスでした。4代目が販売されるまで、累計で約227万台も販売したと記録されています。ハイブリッドカーの代名詞といえるほど、プリウスを広めたモデルです。

プリウスの特徴

プリウスの特徴をご紹介しましょう。低燃費を実現する技術が搭載されているだけでなく、セダンタイプで安定した走りを楽しめるモデルです。またアクセサリーコンセントが搭載されているので、非常時に電力を給電できるのも特徴です。

アクセサリーコンセントも装備で便利

プリウス

画像引用元:トヨタ

プリウスには、ラゲージスペースにアクセサリーコンセントが搭載されています。「E」以外であれば、コンソールボックス背面にもコンセントが設置。

停電などが発生したときに、電気製品を使えます。コンセントは、AC100V・1500Wで、ガソリン満タンで消費電力が400Wのときに4.5日使えます。

停電から回復するまでに数日かかる可能性はありますが、その場合でも電化製品が使えるのは心強いでしょう。災害の際に給電できるのはプリウスの特徴です。

セダンタイプの安定した走り

プリウス

プリウスはセダンタイプで重心が低く抑えられており、安定した走行が可能です。トヨタはクルマづくりの中で、構造改革として「TNGA」に取り組み、新しいプラットフォームを採用してきました。

TNGAでは、気持ちよく走行するために、骨格構造を刷新しています。キャビン環状骨格やリアボディ環状骨格などを採用したり、レーザースクリューウェルディング(LSW)という溶接技術を採用しています。これにより、ボディ剛性が従来型から約60%アップするほど高くなりました。

また低重心のパッケージにすることで、重心が低くなりスポーツカーのように操縦安定性とハンドリングを楽しめる車になっています。低燃費で環境に優しい車ですが、走りの楽しさも忘れていないモデルなのです。

トヨタ 4代目プリウス

低燃費に貢献する技術が搭載

プリウス

画像引用元:トヨタ

ハイブリッドシステムが搭載されていますが、各世代ごとにブラッシュアップされたシステムで低燃費に貢献する技術がたくさん搭載されています。例えば、搭載されているのは1.8Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムですが、エンジンは最大熱効率を高めたものになりました。

ハイブリッドシステムは小型・軽量・低損失化させています。高出力密度化を実現した高回転モーター、パワーコントロールユニットをトランスアクスル直上への搭載など、コンパクトにして無駄がないシステムに仕上げています。

ハイブリッドシステムに欠かせないバッテリーですが、ニッケル水素電池とリチウムイオン電池が採用。どちらも小型・軽量化されることで、リアシート下に配置して車内空間に影響が出にくいようにしています。走行状況に応じたモードが選択でき、効率的に走行できるシステムになりました。

電気式4WDのE-Fourも選択でき、安定しながらも低燃費に走行できるのが特徴です。

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プリウスのカタログ燃費

プリウス
  • Uグレード(1.8L): 32.6km/L(WLTC)
  • Z/Gグレード(2.0L): 28.6km/L(WLTC)
  • PHEV(Z/G): ハイブリッドモード燃費 26.0km/L

現行型(5代目)プリウスを検討する際、頭を悩ませるのが「2.0Lモデル」と「1.8Lモデル」のどちらを選ぶべきかという問題です。実はこれ、単なる排気量の違いではなく、クルマとしての性格が全く異なります。

走りの余裕と引き換えの「2.0L」

まず、上位グレード(Z・G)に搭載される2.0Lハイブリッドシステムですが、「燃費のプリウス」という従来の常識を覆す、パワフルな仕様となっています。システム最高出力は196馬力に達し、一昔前のスポーツセダンを凌駕するほどの加速性能を誇ります。 

カタログ燃費は28.6km/L(WLTCモード)と、数値だけ見れば1.8Lモデルに譲りますが、注目すべきは「余裕」です。排気量が大きい分、高速走行や登坂路でもエンジン回転数を低く抑えられるため、実走行における静粛性と燃費の安定感は驚くほど高いレベルにあります。「走りの楽しさと燃費を、高い次元で両立したい」という欲張りなニーズに応えるのが、この2.0Lモデルなのです。

燃費至上主義を貫く「1.8L」

「プリウスの本分は圧倒的な低燃費にある」と考える方に強くおすすめしたいのが、1.8Lハイブリッドモデル(U・Xグレード)です。 こちらは、長年熟成されてきた1.8Lエンジンに最新の電動モジュールを組み合わせた、いわば「低燃費のサラブレッド」です。

タイヤサイズを17インチに抑えるといった徹底的な効率化により、カタログ燃費は驚異の32.6km/Lを実現しています。 特にサブスクリプションサービス『KINTO』専用と思われがちな1.8Lハイブリッドモデルですが、Xグレードを選択すれば搭載されています。

1.8Lモデルの魅力は、何と言っても「ガソリンスタンドに行く回数が目に見えて減る」という実益にあります。パワーは必要十分で構わない、とにかく効率を極めたいという方にとって、ぴったりの選択肢となるでしょう。

プリウスの実燃費

プリウスの実燃費を見ていきましょう。カタログ燃費とどれほどの差が発生しているのか理解しておくと、参考になるでしょう。

プリウスの実燃費
G・Z

  • FF:21.74km/L
  • 4WD:21.13km/L

X・U

  • FF:24.18km/L
  • 4WD:23.48km/L

グレードがまとめられているデータになりますが、実燃費を計測しているサイトのe燃費によると上記のデータになります。

カタログ燃費と比較すると、数値が落ちてしまいますが、一般的な車と比較すると低燃費なことが分かります。特にプリウスは4WDに電気式の4WDであるE-Fourを採用しているので、4WD車のカタログ燃費と実燃費の差が少なくなっています。

一般的には4WD車は動力の伝達ロスが発生するため、カタログ燃費から大きく数値が落ちる傾向にありますが、低燃費をキープできているのは特徴です。

カタログ燃費と実燃費の差は、以下のとおりです。

2WD:カタログ燃費達成率72〜79%
4WD:カタログ燃費達成率69〜76%

比較的高いカタログ燃費達成率となっており、実際に乗られている方の評判でも、郊外の道路では実燃費データもより高い数値が出ることが多いようです。乗り方によって実燃費は大きく異なるものですが、効率のよいハイブリッドシステムが搭載されているプリウスは実燃費も期待できます。

e燃費

新型プリウスの燃費については、こちらの動画をチェックしてください。

カミタケチャンネル!

新型プリウスをカミタケモータースのスタッフが試乗してみました。排気量がアップしたハイブリッドシステムの走行性能や燃費をレビューしています。ぜひ動画をチェックしてください。

現行型プリウスのグレード

Xグレード

プリウス X

画像引用元:トヨタ プリウス | 価格・グレード | X GRADE |

Xグレードは、プリウスのエントリーモデルで、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。標準的な装備を備えつつも、基本性能はしっかりとカバーしています。燃費性能も他のグレードと同等で、シンプルにプリウスの魅力を楽しみたい方におすすめです。

Gグレード

プリウス G

画像引用元:トヨタ プリウス

Gグレードは、Xグレードに比べて装備が充実しており、快適性や利便性が向上しています。LEDヘッドライトやオプションでパノラミックビューモニターなど、日常使いに便利な装備が標準で搭載されています。内装の質感も高められており、上質な乗り心地を提供します。

Zグレード

プリウス Z

画像引用元:トヨタ プリウス

Zグレードは、現行型プリウスの上位グレードで、先進的な機能や豪華な装備が特徴です。シートヒーターやヘッドアップディスプレイ、最新の運転支援システムが標準装備されており、安全性と快適性がさらに向上しています。プレミアムな体験を求める方に最適なグレードです。

プリウスの燃費が良い理由

ハイブリッドシステム

プリウスはトヨタのハイブリッドシステム「THS II(Toyota Hybrid System II)」を採用しています。このシステムは、エンジンと電動モーターを効率的に組み合わせて走行します。低速時はモーターのみで走行し、高速時や急加速時にはエンジンとモーターが協調して駆動するため、燃費が向上します。

エネルギー回生システム

ブレーキング時の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、バッテリーに蓄える「回生ブレーキ」を搭載しています。これにより、減速時に発生するエネルギーを無駄にせず、再利用することで燃費を高めています。

エアロダイナミクスの改善

プリウスは空気抵抗を最小限に抑えるために流線型のデザインを採用しています。Cd値(空気抵抗係数)が低く、走行時のエネルギー消費を抑えることができるため、高速走行でも燃費が良好です。

エンジンの効率化

プリウスには効率の高いアトキンソンサイクルエンジンが搭載されています。これにより、エンジンの熱効率を高め、燃費性能をさらに向上させています。

歴代車種との燃費比較

初代プリウス(1997年~2003年)

初代プリウスは、世界初の量産ハイブリッド車として登場しました。燃費は当時の10・15モードで約28km/Lとされており、ハイブリッド技術の先駆けとして注目を集めました。このモデルでは、ハイブリッドシステムの基本が確立されましたが、現在の基準から見ると燃費は控えめです。

2代目プリウス(2003年~2009年)

2代目では、ハイブリッドシステムが大幅に改良され、燃費は10・15モードで約35km/Lに向上しました。さらに、デザインも刷新され、空気抵抗の低減が図られたことで、燃費性能が一段と改善されました。

3代目プリウス(2009年~2015年)

3代目では、ハイブリッドシステムの進化とエンジン効率の向上により、10・15モードで約38km/Lの燃費を実現しました。このモデルは低燃費車としての地位を確立し、多くのユーザーに支持されました。

4代目プリウス(2015年~2022年)

4代目では、さらなる技術革新によりWLTCモードで約30~34km/Lの燃費性能を達成しました。新しいプラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」の採用により、軽量化と空力性能の向上が進み、燃費が改善されました。

現行型(5代目)プリウス(2022年~)

現行型のプリウスは、WLTCモードで約28.6~32.6km/Lの燃費性能を持っています。燃費の数字としては4代目と大きく変わりませんが、走行性能や乗り心地が向上しており、実際のドライビングシーンでより効率的な燃費が実現されています。エンジンとモーターの連携がさらに洗練され、よりスムーズな走行を提供します。

競合車種との燃費比較

競合車種との比較も見ていきましょう。ハイブリッドを搭載した車も多くあり、選択肢が増えていますが、ここではホンダのフィットハイブリッドと日産のノートを比較してみます。

ホンダ フィット

フィット HOME e:HEV

画像引用元:ホンダ

セダンタイプのプリウスに対して、フィットはハッチバックとなります。そもそもプリウスは、ハッチバックともされていますが、トヨタ公式ではセダンに分類されているなど、立ち位置が分かりにくいです。

フィットと比較すると、寸法の違いは以下のとおりです。

フィットの寸法

  • 全長3,995-4,090mm
  • 全幅1,695-1,725mm
  • 全高1,515-1,565mm

プリウスの寸法

  • 全長4,575mm
  • 全幅1,760mm
  • 全高1,470mm

セダン的な使い方になるプリウスよりも、フィットの方が全長が短くなり、全幅も5ナンバーサイズに抑えられています。(クロスターを除く)また全高はプリウスよりも45mmほど高いです。

全高を抑えて空力特性に優れたボディフォルムのプリウスと親しみやすく街乗りでも取り回しがしやすいコンパクトなフィットという違いがあります。フィットはホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用しているので、広々とした車内スペースがあります。

エンジンの排気量は、プリウスが1.8Lなのに対して、フィットは1.5Lのエンジンです。カタログ燃費はグレードによって異なりますが、ハイブリッドのe:HEV車であればWLTCモードで29.4km/Lも走ります。

プリウスと似たようなカタログ燃費ですが、どちらも低燃費を実現しています。FF車の実燃費ではほぼ互角といえそうです。
ハイブリッドシステムのみを比較すると、トヨタの改良を重ねてきたハイブリッドシステムの方が信頼性はあるでしょう。排気量も異なるため、維持費の違いも含めて検討するとよいでしょう。

しかし室内の高さを比較するならフィットの方が広々としているので、使い方によってはフィットの方が良い方もおられるでしょう。

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日産 ノート

ノートオーラ G leather edition

画像引用元:日産

ハッチバックでもセダンタイプのようなプリウスですが、日産のノートもグレードによっては3ナンバーのサイズなので比較対象になるでしょう。ノートAURAであれば、車両価格も約261万円~となり、プリウスのエントリグレードの「E」が約259万円~と価格帯も近いです。

ノートに搭載されているのは、日産のハイブリッドシステムであるe-POWER。現行モデルに搭載されているのは、2世代目のシステムです。エンジンは発電に徹して、発電した電力でモーターを駆動させて走行させるもの。

プレミアムコンパクトに相応しい100kWの高出力モーターを採用したことで、パワフルに走行できます。またロードノイズが大きい路面のときにエンジンを隠すので走行中の静粛性の高さも期待できるのが特徴です。

ノートAURAの寸法

  • 全長,4045mm
  • 全幅1,735mm
  • 全高1,525mm

プリウスの寸法

  • 全長4,575mm
  • 全幅1,760mm
  • 全高1,470mm

全長がプリウスよりも短くなっているので、取り回しの面でノートが有利になります。しかし最小回転半径は5.2mのノートAURAに対して、プリウスは5.1m(ツーリングセレクションは5.4m)。大きさに対して最小回転半径ではほとんど差がありません。

一方で、ノートの荷室容量は340Lで、プリウスは502Lもあります。セダンタイプのプリウスの方がラゲージ容量では大きく上回るため、買い物や荷物を載せてお出かけする際の積載性を重視するのであれば、プリウスの方がよいでしょう。

燃費計測サイトのe燃費のデータでは、ノートAURAの実燃費は17.94km/Lとなっています。それほどデータ量が多くないことから、さらに実燃費のデータが集まることが期待されますが、プリウスほどの実燃費にはならないと予想されます。

e-POWERの特性から高速道路での走行が多くなると、燃費が低くなりそうです。街中での走行がメインであれば、モーターのパワフルな走行を楽しめるので比較対象になるでしょう。

e燃費

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プリウスをお得に購入するには?

プリウスをお得に購入するなら低金利ローンの利用がおすすめです。ハイブリッドを搭載した人気車種となりますが、オプションなどを含めると400万円近くするため、ローンを利用される方も珍しくありません。

毎月の支払い額を一定にして抑えながら、希望するグレードに乗れる方法です。しかしローンはどうしても利息負担が発生します。その手数料負担を抑えられるのが低金利ローンです。

金利は数%の違いでも総支払額で比較すると、何十万円も差額が発生することがあります。例えば弊社カミタケモータースでは、新車超低金利ローンを取り扱っており、大変お得に購入していただけます。

プリウスの支払額の例はこちら

プリウスZ

プリウス Z

画像引用元:トヨタ プリウス

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ボーナス月30,000円×20回

【初回のみ】 38,350円(税込)
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よくある質問

プリウスのカタログ燃費は?

プリウスのカタログ燃費は、エントリーグレードの「X」で32.6km/Lとなっています。Zは26.7km/Lとなっており、低燃費に走行できます。どちらも通常走行シーンに近いWLTCモード燃料消費率のため、実燃費との差が少なくないです。

プリウスの実燃費は?

プリウスの実燃費は、FF車で21.74km/Lとなっています。カタログ燃料消費率から実燃費の達成率も高く、低燃費に走行できます。4WDでも電気式のE-Fourになっているので、滑りやすい路面でも燃費を落としにくく走行できるのが特徴です。

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