タフトにアイドリングストップ非装着車が追加|設定変更方法を解説

タフトアイドリングストップ

ダイハツは2023年1月にアイドリングストップ機能を非搭載したグレードを設定すると発表し、2023年4月から発売しています。

この記事では、タフトのアイドリングストップ機能を搭載していないグレードや設定された車種・価格について解説します。

目次

eco IDLE非装着車のグレードが追加設定

タフト

ダイハツがコロナウイルスの感染拡大や半導体不足で部品供給が不足している状況を考慮し、アイドリングストップ機能を備えていないグレードを設定しました。これにより納車までの期間を早めることができるようです。

アイドリングストップ機能にも半導体を使っていますが、車に搭載される半導体の数を減らすことで生産できる台数を可能な限り増やす方法です。

少しの違いと感じるかもしれませんが、それほど必要としない機能であれば納車が早くなるのはユーザーにとってはかなりのメリットとなるでしょう。

対象車種

アイドリングストップレス仕様(eco IDLE非装着車)が設定された車種はタフト、その他にタント(フレンドシップシリーズ以外)やムーヴキャンバスとなっています。

価格の違い

「タント」「タフト」「ムーヴキャンパス」の3車種のeco IDLE仕様車とeco IDLE非装着車の価格を比較してみましょう。

車種eco IDLE仕様車eco IDLE非装着車
タント138万6,000円~199万1,000円135万3,000円~195万8,000円
タフト135万3,000円~180万4,000円132万円~177万1,000円
ムーヴキャンバス149万6,000円~191万9500円146万3,000円~188万6,500円

アイドリングストップ機能が搭載されていないグレードは、アイドリングストップ付きの仕様よりも、全ての車種が一律で3万3000円(消費税込み)安い車両本体価格です。

タフトのアイドリングストップ機能

タフト

アイドリングストップ機能は、車が停止した時にエンジンをストップさせる機能です。車が停止しているときにアイドリングをストップさせると、燃費効率が向上したり環境に優しいとされ多くの車種で採用されているものです。

ダイハツではエコアイドルという名称で呼ばれているものですが、乗車中に不要であれば「eco IDLE OFFスイッチ」を押すことで、アイドリングストップ機能を停止できます。

環境への配慮や燃費性能の向上を考慮して搭載されている機能ですが、走行シーンによっては不要と感じるでしょう。そのため運転手の手が届く範囲になるスイッチを操作するとオンオフを切り替えできます。 

アイドリングストップ機能はエンジンの再始動にタイムラグが発生することもあるため、状況に合わせてオンオフを切り替えしましょう。 

アイドリングストップ機能のメリットとデメリット

アイドリングストップ機能のメリットとデメリットを見ていきます。走行シーンに合わせてメリットとデメリットの両方を考慮してオンオフを切り替えできるでしょう。また非搭載車を選択するか検討しているなら、以下のポイントを考慮しておきましょう。 

アイドリングストップのメリット

燃料費の節約につながる

アイドリングストップは燃費の向上を目的としています。車が停止しているときにアイドリングをストップすれば、不要な燃料消費を抑えられるため燃費が向上するのです。

信号待ちや停車時のアイドリングは積み重なってくると大きな時間になります。トータルで考えたときに燃料費を節約しているといえるでしょう。

騒音を抑えられる 

停車時にアイドリングストップしておくと騒音が抑えられます。車に乗っている人は気がつきにくいものですが、周辺の住民や歩行者にとっては騒音となります。アイドリングストップしておくことで街中の騒音を抑えることにもつながるでしょう。

二酸化炭素を抑えられる

アイドリングストップしてエンジンを停止する時間が長くなれば、排出する二酸化炭素も抑えられます。1回のエンジン停止時間は短くてもアイドリングストップ時間が積み重なると削減できる二酸化炭素は多くなります。

1台だけでなく複数台の車がアイドリングストップすれば、その分抑えられる二酸化炭素はさらに増えるでしょう。

アイドリングストップのデメリット 

エアコンも停止してしまう

エンジンが停止すると、エアコンを停止するため空調が効かなくなります。快適な季節であれば問題ありませんが、夏場の猛暑になると信号待ちでエンジンが止まるだけでも不快な温度になる可能性があります。エンジンが停止してから短時間であれば冷風が吹き出してきますが、それでも快適な温度を維持することは難しいかもしれません。

バッテリーの交換頻度が高くなる

アイドリングストップすると再始動の際に電力を消耗します。エンジンの再始動にはセルモーターを駆動させる必要があるからです。

アイドリングストップ機能が搭載された車には大容量のバッテリーが搭載されていることが多いですが、通常のバッテリーよりも高額になりがちです。高価なバッテリーを通常よりも高い頻度で交換するのはデメリットです。

停止時間が短いとエコではない

アイドリングストップはある程度の時間をエンジン停止して初めて燃料を削減できます。再始動の際に継続してエンジンが稼働するよりも燃料を消費するからです。

目安として5秒以上エンジン停止すると、アイドリングストップの効果があるとされています。走行状況によっては5秒以内で再始動することもあり、エコではない可能性もあります。 

アイドリングストップについてはこちらの記事

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アイドリングストップの解除方法

アイドリングストップ機能を解除するにはエンジンスイッチの下部にある「eco IDLE(エコアイドル)OFFスイッチ」を押します。 

スイッチを押すと「eco IDLE OFF」のランプが点灯するのでアイドリングストップ機能が解除されます。またもう一度スイッチを押すと、アイドリングストップします。

一度スイッチを押したとしてもエンジンを切ってしまうと設定が解除されるため、もう一度押さなければいけません。アイドリングストップをオフにしたいなら、毎回エンジンの始動の度にスイッチを押しましょう。

アイドリングストップの設定変更方法

アイドリングストップが煩わしいと感じるなら毎回「eco IDLE(エコアイドル)OFFスイッチ」を押すことになるでしょう。しかし毎回スイッチを押すのも手間になりますし、押し忘れて思わぬ場面で再始動することもあります。

そのためアイドリングストップキャンセラーという専用のキットを取り付けると、常時アイドリングストップをオフにできます。 

カプラーオンで装着できる商品も販売されているため、短時間の作業で装着可能です。

もしもアイドリングストップ機能にトラブルがあったら

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アイドリングストップ機能に問題があったり、アイドリングストップ非搭載車の新車などのご相談は弊社カミタケモータースにご相談ください。

枚方近郊で新車や未使用車、さらに車検や整備なども承っています。経験豊富な整備士も在籍していますし、国内全メーカーの新車・未使用車を扱っているため、カーライフにあったご提案ができます。

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