ヴェゼルはどんな車?内外装の特徴や中古車相場を解説!

ホンダヴェゼル

2021年4月23日にフルモデルチェンジして2代目が発売されたヴェゼルは、コンパクトなボディサイズや広々とした車内空間を継承しながら、スタイリッシュなクーペライクなモデルとなりました。

フルモデルチェンジしてからも人気を集めているヴェゼルですが、どのような特徴があるモデルでしょうか?この記事では、ヴェゼルの内外装の特徴や走行性能を詳しくご紹介します。

目次

ヴェゼルの概要

ヴェゼル
現行モデル

ヴェゼルは、2013年から発売されているコンパクトSUVで、フィットをベースに開発されていました。SUVらしさだけでなく、ミニバンの使いやすさというジャンルを超えた魅力を融合させることを念頭に開発されたモデルです。

2代目モデルは2021年に発売されており、2モーター式のシリーズハイブリッドのe:HEVを採用したことが大きな特徴。デザインが変わったことも大きな変更点ですが、何よりハイブリッドの仕組みが変わりました。

エンジンは発電に徹して、モーターで駆動するシーンが多いハイブリッドになりました。もちろんガソリンモデルも選択できます。クーペライクなSUVとして、外装だけでなく走りの魅力を高めたモデルになっています。

ヴェゼルの特徴

ヴェゼルの特徴をご紹介しましょう。2代目モデルになって特徴が大きく変わりましたが、ヴェゼルは以下のような特徴があります。

ヴェゼルの特徴

  • 現行モデルで大きく変わった外装
  • 上質な内装
  • 新しいシリーズ式ハイブリッドe:HEV

見た目が大きく変わった現行モデル

ヴェゼル

ヴェゼルは登場したときから、都会的な雰囲気があるSUVでしたが、現行モデルになってさらに街乗りが似合うデザインになりました。流れがあるデザインは先代モデルから継承されていますが、ボディ同色のフロントグリルはシンプルながら質感の高さを感じさせてくれます。

先代モデルもクーペのようなデザインでしたが、フロントピラーからリアピラーにかけての流れるようなデザインが特徴的です。

上質な内装

ヴェゼル

インテリアは上質なデザインが採用され、特に運転手の視界がよい形状になっています。しかし手が触れるところは上質な素材を採用しているので、質感の高さを印象付けるデザインです。

上位グレードであればコンビシートで素材にこだわった内装ですし、ファブリックシートでも見た目もよいデザインになっています。

e:HEVの上質な走り

ヴェゼル

ヴェゼルが採用しているe:HEVは、モーター走行を中心にして駆動するハイブリッドシステムです。e:HEVは1.5Lエンジンを搭載しており、最高出力96kW(131PS)のモーターを駆動させます。

高速走行時ではエンジン駆動に切り替わるので、スムーズな走行だけでなく、高速走行時でも燃費が落ちにくいのも特徴です。燃費が高く幅広い速度域で力強く走行できます。

ヴェゼルの遍歴

ヴェゼルの遍歴を見ていきましょう。初代モデルが発売されてから、マイナーチェンジを経て、2代目モデルへと変化しています。

2013年12月初代モデル発売

国際自動車ショーでコンセプトカーが初披露され、コンセプトカーをベースとした初代ヴェゼルが発表されました。ガソリン車の他にハイブリッド車も設定されており、モーター走行も可能な「SPORT HYBRID i-DCD」が採用されていました。

エンジン出力は2.0Lエンジン並のもの、しかしJC08モードの燃費は27km/Lという数値です。電子パーキングブレーキが全タイプに標準装備されているのも特徴でした。

2015年4月一部改良

一部改良ではIRカット/UVカット機能付フロントウィンドウガラスなどが全タイプに標準装備されていたり、FF車に振幅感応型ダンパーがリアにも装備されるなど、乗り心地を左右する変更もされています。

2016年2月一部改良

一部改良の際に走りが楽しめる「RS」が追加されています。パフォーマンスダンパーや可変ステアリングギアレシオなどを採用し、専用のエクステリアでスポーティーな雰囲気のブレードです。Honda SENSINGを採用したことにより、安全性も向上しました。

2018年2月マイナーモデルチェンジ

ファイナルモデルチェンジでフロントバンパーやフロントグリル、ヘッドライトなどのデザインが変更されています。一部タイプではApple CarPlayやAndroid Autoに対応するようになりました。ボディーの制振材を最適化したり、燃料ポンプの構造を見直すことで、燃費や静粛性の向上が図られています。

2021年4月2代目モデル発売

2代目モデルへとフルモデルチェンジして発売されました。グレード体系がシンプルになり、ガソリンは「G」、ハイブリッドは「e:HEV X」、「e:HEV Z」、「e:HEV PLaY」というグレードになりました。

ヴェゼルの外装

ヴェゼル

ヴェゼルの外装は、他の競合モデルのように押し出し感がないのが特徴です。メッキグリルが特徴的なデザインのSUVが多いですが、ヴェゼルのグリルはボディ同色です。

ヘッドランプは薄型のもので、両端はプレスラインで結ばれているので、水平基調が強調されます。シンプルでも美しいスタイルです。グリルが同色になっているので、薄いヘッドランプでもオラオラ感を与えないのが特徴。

ヴェゼル

サイドから見てみると、曲面で構成されながら、プレスラインが少ないので美しいデザインになっています。リア周りは立体感のあるリアコンビネーションランプが美しくなりました。

ヴェゼルの内装

ヴェゼル

ヴェゼルの内装は、SUVらしいデザインを採用していますが、グレードによっても見た目が異なります。「G」、「e:HEV X」、「e:HEV Z」はブラック基調のインテリアカラーとなっており、落ち着いたイメージがあります。

「G」、「e:HEV X」はファブリック、「e:HEV Z」はプライムスムースとファブリックのコンビシートが採用されています。「e:HEV Z」はシルバー加飾インテリアになっているなど、上質さを感じさせるものです。

ヴェゼルPLaY
 PLaY

画像引用元:ホンダ

上級グレードとなる「e:HEV PLaY」は、他のグレードと異なり、グレージュカラーとブラックの2トーンカラーになっています。

プライムスムースにグレージュ、ファブリックにブラックが採用されたコンビシートで見た目も他のグレードと一線を画すインテリアです。本革巻のステアリングホイールには、オレンジステッチも追加されています。好触感バーミリオン塗装センターコンソールパネルも特徴的なデザインです。

ヴェゼルの走行性能

現行ヴェゼルに搭載されているのは、次世代2モーターハイブリッドシステムのe:HEVです。これは、エンジン走行とモーター走行を組み合わせて走行するシステムで、3つのドライブモードを切り替えて走行できます。

ドライブモードは以下の3つです。

・NORMALモード
・SPORTモード
・ECONモード

一般道でスムーズに走れる「NORMALモード」、スポーティな加速が楽しめる「SPORTモード」、さらに高速道路での巡航が快適な「ECONモード」です。

減速時にはエネルギーを回生しますが、そのときに減速感を4段階から選択できます。自然な減速フィールから、シングルペダルで操作できるほどの減速感まで、好みに合わせて調整できます。

パワーコントロールユニットはエンジンルームに移動させられるほどコンパクトになっているので、荷室空間を邪魔していないのも特徴です。

ガソリンモデルには、1.5Lの「L15Z」型エンジンを採用しています。最高出力87kW(118PS)/6600prm、最大トルク142Nm(14.5kgfm)/4300rpmとなっており、出力として優れているとはいえません。しかしスムーズな発進から、リニアな加速を体感できるように改良されたエンジンです。

リアルタイムAWDによる安定感ある走り

ヴェゼル

画像引用元:ホンダ

e:HEVとリアタイヤをプロペラシャフトで直結したリアルタイムAWDは、常に四輪の駆動力を制御しています。4WDとは異なっている点は、基本的に四輪駆動になっているのですが、走行状況に応じて駆動力を配分していることです。

雪道の場合にはタイヤが滑りにくいように、乾燥した舗装路では安定した走りになるように制御しています。乾燥した道路では、後輪の配分を少なくすることで、燃費が犠牲になりにくいようにしているのも特徴。

コーナー脱出時や登坂路発進時には、適切に後輪へも駆動力を伝えるので、より安定した走行が期待できます。

ヴェゼルの価格

ヴェゼルの価格は以下の通りとなっています。

GFF 2,399,100円
4WD 2,619,100円
e:HEV XFF 2,778,600円
4WD 2,998,600円
e:HEV ZFF 3,001,900円
4WD 3,221,900円
e:HEV PLaYFF 3,418,800円

ヴェゼルの中古相場

ヴェゼルの中古相場を見てみましょう。フルモデルチェンジしているので、モデル別にご紹介します。

2013年モデル
中古車価格帯:74~429万円

スクロールできます
グレード年式走行距離価格
ハイブリッド X2014年9.3万km100万円
X2013年9.6万km105万円
ハイブリッド X4WD2013年11.9万km125万円
S2014年8.1万km130万円
ハイブリッド Z2014年9万km150万円
ハイブリッド Z2019年2.7万km250万円

2021年モデル
中古車価格帯:179~449万円

スクロールできます
グレード年式走行距離価格
G2022年10km190万円
G2022年10km210万円
e:HEV X2022年15km295万円
e:HEV X2022年6km298万円
e:HEV Z2021年10km350万円

価格ドットコム

現行モデルはほとんど新車に近いので、新車価格とほとんど変わらないか、登録済み未使用車ならさらにお得に購入できます。

先代モデルになると、初期の車両であれば100万円ほどで購入できるため、安価に手に入れられるでしょう。しかし走行距離が気になるのであれば、初代モデルでも150万円ほどから購入できる5年落ち、5万kmほどの車両がおすすめです。

もちろん中古車はコンディションが車両によって異なるため、中古車を検討しているなら実車をよくチェックしておきましょう。

ヴェゼルをお得に購入する方法

ヴェゼルをお得に購入する方法をご紹介しましょう。中古車であれば車両価格を抑えられるとはいえ、コンディションが気になります。そこで安心して乗れる車をお得に購入したい方におすすめしたいのが、未使用車か低金利ローンを利用するという方法です。

未使用車

未使用車とは登録済未使用車とも呼ばれ、初度登録済であり、一般の走行に供されていない車(登録されていてもお客様の手元にはわたっていない車)のことです。登録はされているので中古車という扱いになりますが、車両コンディションは新車に限りになく近い状態です。

新車価格と比較すると、安く購入できることもあり、保証も長くあるので安心してお乗りいただけます。手続きをすればディーラーで保証を受けることもできるのも特徴です。

未使用車はディーラーオプションなどを後から追加できないという懸念点がありますが、在庫があるので比較的短期間で納車できるというメリットがあります。

新車の納期が気になっているという方でも、未使用車なら乗り換えの時期をそれほど気にせず購入していただけます。弊社カミタケモータースでは常時300台以上の在庫を取り扱っており、ご希望の未使用車を選択可能です!

ヴェゼルも在庫がある場合もございますので、ぜひこちらから最新の在庫情報をチェックしてください。

低金利ローン

お得に新車を購入したい方におすすめしたいのが、低金利ローンの利用です。新車購入では、ローンを利用するのが一般的といえるでしょう。

毎月の支払い額を抑えながら、希望するグレードや車種に乗ることができるからです。しかしローンの場合には金利という手数料負担があります。その手数料を抑えられるのが低金利ローンです。

たった数%の金利の違いが、総支払額では何十万円もの差額が発生させることもあります。弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを取り扱っており、大変お得に購入していただけます。

たとえば、ヴェゼルのPLaYの支払い例はこちら↓

e:HEV PLaY

ヴェゼルPLaY

画像引用元:ホンダ

2回目以降28,500円(税込)✕120回
ボーナス月30,000円✕20回

【初回のみ】 35,426円(税込)
【車両本体価格】3,198,900円(税込)
【OPプレミアムプラン総額】 3,648,900円(税込)
【手数料込総額】4,026,926円(税込)

他社同等プランと比較すると、最大88.2万円もお得!

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Webからの審査も行っておりますので、ぜひこちらから詳細情報をチェックしてください。

 

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