ヴォクシーとは?特徴や価格、中古相場からモデルチェンジ情報まとめ

トヨタヴォクシーとは?

ファミリーカーとして人気のヴォクシーは、家族の街乗りから週末のドライブまで使いやすいミドルサイズのミニバンです。

従来のモデルは5ナンバーと3ナンバーですが、マイナーチェンジされてから現行モデルは3ナンバーとなりました。

しかしミドルサイズであること、室内の広さと運転のしやすさから子育て世代の家族に人気があります。

この記事では、ヴォクシーの特徴から内外装のポイント、さらにモデルチェンジ情報をご紹介していきます。

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目次

ヴォクシーの概要

ヴォクシー

ライバル車種が多いミニバンというジャンルでも、洗練されたデザインと使い勝手のよさからヒットモデルになったといえるのがヴォクシー。SUVの人気が高まっていますが、それでも家族が多い場合や荷物を載せるシーンがある方にとって、ミニバンは依然として人気があります。

5ナンバーサイズのミニバン、もしくはLLサイズまでではない3ナンバーサイズのミニバンは、競合モデルが多くラインナップしており、「トヨタ・ノア」 「日産・セレナ」「ホンダ・ステップワゴン」などがあります。

ミニバンの形状では2020年の上半期で第5位の販売台数となっており、ロングセラーを記録している車種です。同じトヨタでも、ほとんど同じサイズの車として、ノアやエスクファイアがあります。それでも、スタイリッシュさや力強そうなエクステリアからヴォクシーは根強い人気があります。

現行モデルは2014年にデビューしており、一部改良を繰り返しながら、魅力を高めています。2020年10月には、「煌Ⅲ」が発売されており、見た目や使い勝手を向上させているのが特徴です。

ヴォクシーの特徴

ヴォクシーの特徴を見ていきます。

ミドルサイズミニバンは、車内の広さと使いやすさのバランスが取れているのが特徴です。特にトヨタでも同サイズミニバンが販売されていますが、その中でも販売台数を伸ばしているのがヴォクシー。

現行モデルは3ナンバーサイズになっていますが、使い勝手のよい構造なので、ファミリーカーとしておすすめできる1台です。

選べる乗車定員

ヴォクシー 内装

画像引用元:トヨタ

ヴォクシーは7人乗りと8人乗りから選択できます。ニーズが多いのは7人乗りモデルで、2列目シートの快適性は注目に値します。810mmとスライド量が多くなっているので、大人が足を伸ばしても窮屈さを感じさせないほどです。

またレバーを操作するだけで、シートを前後に移動させるだけでなく、横方向へのスライドもできます。3列目シートを格納しておくと、後ろまでスライドでき、足元に圧倒的な広さを確保できるのが特徴です。

8人乗りモデルでは、乗車定員が増えるだけでなく、2列目シートをチップアップできます。またフラットモードにしたときには、2列目のシート間に隙間がないので、よりフラットな空間を作り出せます。使用シーンに合わせて乗車定員を選べるでしょう。

低床プラットフォームで乗り降りがしやすい

ヴォクシー スライドドア

低床プラットフォームを採用しており、乗り降りがしやすいのも魅力です。2WDモデルであれば、後席のスライドドア部の高さは360mmです。小さな子どもでも、低床プラットフォームとチャイルドグリップやアシストグリップがあるので、容易に乗り降りできるでしょう。

低床なプラットフォームは、荷物の積載時にも助けになります。荷室部の高さは2WDモデルで500mmに抑えられています。大きな荷物を積載したいときでも容易にできるのが特徴です。

大容量の荷室

ヴォクシー荷室

荷室が広くなっており、使い勝手がよいことも特徴です。家族で出かけるときには荷物も多くなりがちですし、週末に買い物に行くときには大きな家具などを運ぶシーンもあるでしょう。

ヴォクシーは3列目シートを跳ね上げたときの荷室幅が広いです。シート部分でも荷室幅が1,100mm確保されているので、幅広い荷物でも積載できます。自転車もそのまま積載できるので便利です。

これほどの広さのある荷室があれば、子どもの成長に合わせて家具などを入れ替える時でも安心ですね。

ヴォクシーの外装

ヴォクシー煌Ⅲの外観

ヴォクシーの外装は、力強く角ばっていることが特徴でしょう。存在感のあるフロントグリルや煌Ⅲのようにメッキの加飾で高級感もあります。

ノアはベーシックなスタイルなのに対して、ヴォクシーは高級感と力強さを感じさせるデザインです。ヴェルファイアの弟分と表現できるでしょう。

ボディパネルやエンジンなどは基本的に同じですが、ヴォクシーは若者向きのデザイン、ノアは落ち着いたスタイルにすることで、目的とするユーザーが分けられているのです。

特に煌では、フロントグリルの黒艶塗装やメッキの加飾、アルミホイールやLEDクリアランスランプなどが特別装備されて、ラグジュアリーな雰囲気を演出します。

目に触れやすいところがメッキ化されているのが煌です。所有欲も満足させてくれるデザインになっているのが特徴でしょう。

ヴォクシーの内装

ヴォクシー インパネ

ヴォクシーの内装の特徴として、ファミリーカーとして使いやすいことがあります。良好な視界で運転もしやすいですし、シートアレンジが豊富なので、使い方に合わせて調整しやすいことが特徴です。

例えば、視界を確保するためにAピラーはスリム化されており、前の見切りのしやすさが高められています。またフロントガラスが低くなるようにデザインされており、背が低い方でも前が見やすいのが特徴です。

ヴォクシー インパネ

インパネ部分にあるマルチインフォメーションディスプレイは、ハイブリッドモデルならシステムの状況、ガソリン車の場合にはエコドライブの状況をすぐに見られてように表示しています。その他の情報も表示することができ、ドライバーが車内の状況を把握しやすくなっています。

ヴォクシー 2列目シート

また2列目シートのロングスライドで2列目の乗員が快適に過ごせるのも魅力です。3列目シートを格納してからスライドさせると、驚くほどの広さになります。人気の「アルヴェル」ほどではなくても、大人でも十分な広さを満喫できるのはヴォクシーの魅力です。

さらにヴォクシーの内装の特徴については、こちらの記事もご覧ください。

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ヴォクシーのパワーユニット

ヴォクシーのパワーユニットは2つあります。

  • 2Lガソリンエンジン
  • 1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッド

ハイブリッドシステムなら、低回転域ではモーター走行で静かに、スピードアップしたときにはエンジンが始動して力強く走れます。

2Lガソリンエンジンは、アクセルに反応してスムーズに加速できるのが特徴。車格に十分なパワーがあるので、高速域でも力強く走れるでしょう。

ハイブリッドとガソリンエンジンでは価格差もあるので、燃料代で差額の元を取れるのかは気になるものです。長距離を走ることが多く、距離数も伸びるならハイブリッドがよいでしょう。またお手軽価格で購入したい方にはガソリンエンジンがおすすめです。

もちろんハイブリッドなら、低回転からトルクある走りが楽しめるので、力強い加速を楽しみたい方にもハイブリッドはよいでしょう。

ヴォクシーのサイズ感

ヴォクシーのサイズは、現行モデルは3ナンバーです。

以前のグレードでは、5ナンバーのモデルもありましたが、2020年4月に改良されたときに、販売チャネルの統合と合わせて一部グレード絞られました。

その結果、ZSや煌というエアログレードのみが残されています。中古で購入するときには、年式やグレードによって5ナンバーと3ナンバーがあることを覚えておくとよいでしょう。

内外装のサイズやライバル車種との違いについては、こちらの記事もご覧ください。

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モデルチェンジ遍歴

モデルチェンジの遍歴として、2001年に初代ヴォクシーが登場して、父親向けのファミリーカーとしてスポーティでドレスアップされたミニバンとして人気を博しました。

その後、モデルチェンジをして2007年の2代目からは3ナンバーのグレードが登場します。機能性が高くなっただけでなく、ボディサイズが拡大したので広さも改善されています。

3代目の現行モデルは2014年から販売されており、新しいデザインコンセプトになって箱らしさが強調されたスタイルになりました。

ヴォクシー煌Ⅲの外観

特に特別仕様車の煌は、機能性の充実とメッキの加飾によってラグジュアリー感が向上しているのが特徴です。差額以上にお得感があるだけでなく、所有欲も満たしてくれるグレードです。

現行モデルは2020年10月に一部改良されました。煌Ⅲという充実した装備と高級感あるモデルが発売されています。

トヨタの販売チャネルの統合などにより、現行モデルがすべて3ナンバーに調整されています。以前のモデルであれば、5ナンバーのモデルと3ナンバーに分かれていましたが、現行モデルはすべて3ナンバーです。

2022年1月に新型ヴォクシーにフルモデルチェンジして、さらに魅力を高めています。

ヴォクシー

さらにヴォクシーのモデルチェンジについて詳しくは下記記事をご覧ください。

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ヴォクシーの値引き額

ヴォクシーの平均値引き額は、およそ50万円となっています。もちろんオプションから値引きされることもあり、一概には言えませんが、高額な値引きでは60万円以上だったというケースもあるようです

現行モデルのヴォクシーはエアロ装着グレードのみですので、リセールバリューも期待できるものです。しかしその中でも、ブラックかホワイトパールクリスタルシャインはおすすめです。

ホワイトパールクリスタルシャインは追加料金が必要になりますが、査定額の価格差が大きいことから、どちらかのカラーがよいでしょう。

ヴォクシーをお得に購入するにはどうしたらよいのか、また賢い購入方法については、下記記事をご覧ください。

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まとめ

ヴォクシーは存在感のあるエクステリア、そしてファミリーカーとしての使いやすさが魅力のミニバンです。現行モデルはすべて3ナンバーサイズになっていますが、LLサイズミニバンほどの大きさではないので、街乗りでも使いやすいでしょう。次の愛車候補にぜひ含めてみてください。

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