CX-30のマイナーチェンジ情報 | 前モデルからの変更点や価格帯、グレード別の違い

CX-30 マイナーチェンジ

CX-30がマツダのSUVラインナップに登場してから、ちょうどよいサイズとして人気がありますが、2023年9月に一部商品改良が行われています。

マイナーチェンジを経て、随所のブラッシュアップが行われていますが、どのような変化があるでしょうか?変更点やグレード別の違いを詳しくご紹介します。

目次

CX-30の概要

CX-30

2019年に新世代商品群の2弾として登場したCX-30ですが、CX-3とCX-5の中間のサイズとなっています。MAZDA3のプラットフォームを採用していますが、機械式立体駐車場に入るサイズに抑えられたSUVとなっています。

CX-30の外装

CX-30

マツダのCX-30は、「魂動-SOUL of MOTION」をデザインの核心としています。車種別の開発コンセプトは、「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」となっており、感性を刺激しながらゆったりと過ごせる上質な室内空間が特徴です。

フロント部分では、スリムなヘッドランプが目を引きます。このヘッドランプは、グリルの下部を結ぶシグネチャーウイングとシンクロし、CX-30のフェイスをシャープで洗練されたものにしています。

サイドから見ると、繊細に変化するサーフェスが動きになっており、クーペライクなリア部へと流れていくデザインです。

CX-30

リア部のデザインは、強調されたワイドなリアフェンダーと、中央部が独特にくびれているリアゲートが特徴です。この部分からも、スポーツカーを思わせるダイナミズムと、魂動デザインが持つ独特の感動を感じられます。

CX-30

このように、CX-30はデザインの各所に、洗練されつつも力強い動きとエネルギーを感じさせるディテールを散りばめています。これらが合わさり、車全体として洗練された美しさとエモーショナルな魅力がある車です。

CX-30の内装

CX-30

CX-30は、その内装から輝く上質さと居心地の良さを感じさせる車であり、そのディテールに注意が払われています。インテリアには、プラチナサテン加飾が施され、インパネやドアトリム、エアコンダイヤルなどにその豪華さが表れているほどです。乗るすべての人々が心地よく感じられるように設計されています。

室内空間も非常に快適で、前後の座席間距離や頭上の空間がしっかりと確保され、どの場所に座ってもリラックスできる空間が広がっています。全高はそれほど高くありませんが、乗員にとって十分なパーソナルスペースが用意されているのです。

CX-30

オーディオ面では、「マツダ・ハーモニック・アコースティック」という、マツダ独自の音響システムに8スピーカーを標準装備とし、移動中も豊かな音を楽しみながら、心地よいドライブをサポートします。

CX-30

便利な収納スペースも特徴で、大きなコンソールボックスやリアシートのカップホルダーなどが用意されているため、ドライブ中もさまざまなアイテムを整理しやすく、快適な移動をサポートします。

CX-30

画像引用元:MAZDA CX-30

また、CX-30はグレードによって異なる特色ある内装が楽しめます。例えば、「L Package」という最上級グレードでは、本革シートが標準となり、更なる高級感と快適さを提供しています。これらの特徴が、CX-30を一段と特別な存在にしています。

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CX-30のマイナーチェンジ:新旧の比較

2023年9月に行われた一部商品改良での変更点を見ていきます。

新型CX-30の外装変更点

CX-30 20S Retro Sports Edition

「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」画像引用元:MAZDA CX-30

新型CX-30は外装の面でいくつか注目すべき変更点を打ち出しています。

まず、ボディカラーに「セラミックメタリック」と「ジルコンサンドメタリック」の2色が新しくラインナップされています。これらの新色はCX-30の洗練されたデザインを一層引き立て、選ぶカラーによって異なる印象を楽しめるものです。

加えて、特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」が設定され、特別な外観を持つバージョンも選択可能になりました。このエディションでは、エクステリアに「ジルコンサンドメタリック」をイメージカラーとして採用しており、その他の部分においても統一感のあるデザインが施されています。

採用された部分は、ドアミラー、ホイール、そしてシグネチャーウイング(フロントグリル上のアクセントバー)で、ブラックカラーで統一されています。ブラックのアクセントが新色とマッチし、よりスポーティでありながらもレトロな雰囲気を漂わせるデザインになったのが変更点です。

新型CX-30の内装変更点

特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」には、内装の特徴があります。

インテリアは、レトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティーさを際立たせるブラックでコーディネートされました。各所にテラコッタカラーのステッチを施すとともに、スエード調生地のレガーヌをシート中心部・インパネに採用しています。

その他のグレードには変更点がありません。

新型CX-30のパワーユニット

CX-30

CX-30のパワーユニットは、ディーゼルエンジンとハイブリッドエンジンの2種類があります。

ディーゼルエンジンは、実燃費のよさや環境性能の高さが魅力のエンジンです。270N・m〈27.5kgf・m〉というトルクの太さを活かして、力強い走りが可能です。

停車状態からの発進や低・中速からの加速や高速道路への合流などで力を発揮します。

ハイブリッドエンジンは、ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインで、エンジンの再始動が静かという特徴があります。

街中でのストップ&ゴーで再始動の静粛性の高さ、そしてモーターによる滑らかな走りが魅力となるパワーユニットです。

グレード別のCX-30の違い

XD Proactive/20S Proactive

CX-30 20S Proactive

画像引用元:MAZDA CX-30

 1.8Lディーゼルターボエンジン、もしくはマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。充実した装備があるので、ディーゼルエンジンの低燃費で太いトルクで走行したい方にぴったりのグレードといえるでしょう。またガソリンの軽快な走りも楽しめます。

CX-30 20S Proactive

画像引用元:MAZDA CX-30

安全装備も基本的なものが標準装備となっていたり、シグネチャーランプも搭載されるなど、見た目も装備もしっかり搭載されています。

センターディスプレイは8.8インチが標準装備となりますが、ディーゼルのエントリーグレードとして充実した装備です。

XD Black Tone Edition/20S Black Tone Edition

CX-30 20S Black Tone Edition

画像引用元:MAZDA CX-30

MAZDA CX-30のXD Black Tone Editionは黒で引き締めたエクステリアが特徴的です。また、215/55R18 95H タイヤと18インチアルミホイール (ブラックメタリック塗装)が専用装備となっています。

黒を基調としながら、赤の差し色によりスポーティさを増したインテリアが特徴です。また、シートはクロス (ブラック)となっています。

CX-30 20S Black Tone Edition

画像引用元:MAZDA CX-30

XD Proactiveには装備されていないクルージング&トラフィックサポート (CTS)標準装備されます。ドライバー・モニタリングが搭載されていたり、フロントガラスにIRカットガラスが採用されるなど、充実した装備です。

XD Proactive Touring Selection/20S Proactive Touring Selection

CX-30 20S Proactive Touring Selection

画像引用元:MAZDA CX-30

運転席10wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能/運転席&助手席シートヒーターが標準装備されており、乗車時の快適性が向上しています。

CX-30 20S Proactive Touring Selection

画像引用元:MAZDA CX-30

また他のグレードとは異なり、ホーンパッドリング加飾、エンジンスタートスイッチリング加飾、グローブボックスノブ加飾などがあります。

XD Retro Sports Edition/20S Retro Sports Edition

CX-30 20S Retro Sports Edition

画像引用元:MAZDA CX-30

CX-30のXD Retro Sports Editionは、Black Tone Editionがベース車両となりレトロモダンの世界観とスポーティさを融合した特別仕様車です。

ジルコンサンドメタリックをイメージカラーとなり、ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一しています

CX-30 20S Retro Sports Edition

画像引用元:MAZDA CX-30

レトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティさを際立たせるブラックを組み合わせたコーディネーションとし、高品位な質感と滑らかな触感を実現したスウェード調生地のレガーヌをシート中心部に使用した、2トーンのシート(合成皮革)を採用しています。

特別装備:運転席10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能や運転席&助手席シートヒーター、ステアリングヒーター、ドアミラーリバース連動機能が盛り込まれた「ドライビングポジションサポートパッケージ」とフレームレスの自動防眩ルームミラー、リアのLEDマップランプ、BOSEサウンドシステム+12スピーカーなどが標準で装備されています。

20S

CX-30 20S

画像引用元:MAZDA CX-30

パワートレインは「e-SKYACTIV G 2.0」(マイルドハイブリッド)を搭載しているグレードです。

CX-30 20S

画像引用元:MAZDA CX-30

シグネチャーLEDランプ、デイタイム・ランニングライトやフロントグリルのグロスブラックエクステリアなどが特徴です。ただし、パワーリフトゲートは装備されていません

他のグレードと異なり、360°ビュー・モニターが装備できないのは注意点です。

新型CX-30の安全装備

CX-30の安全装備も一部改良によって、さらに充実しています。

安全機能では、AT誤発進抑制制御がアップデートされ、歩行者も検知対象となりました。また、グレード別設定(標準装備またはメーカーオプション設定、「20S」は除く)のドライバー・モニタリングに「わき見警報機能」が追加され、運転者が道路を見ない行動を取ると警告を発します。

インフォテインメントシステムもアップグレード。センターディスプレイは従来の8.8インチから10.25インチに拡大され、Apple CarPlayをワイヤレスで接続できるようになりました。

さらに、ワイヤレス充電やUSB-Type C端子が追加され、コネクティッドサービスも拡充されました。「見守りプラン」や「リモートエンジンスタート」も利用可能になっています。

見守りプランの機能は、以下のものがあります。

1:マツダマイカーケア

車両へのいたずらや盗難が発生した時、警備会社からガードマンを派遣、車両の状態確認・監視を行います。(全グレードに標準装備)

2:ドライバーケア

任意でクルマの速度や運転時間、走行エリアを「MyMazda」アプリに設定しておくことで、設定した条件になると「MyMazda」アプリにアラートを届けます。

リモートエンジンスタートは「MyMazda」アプリを利用し、クルマから離れていてもエンジンのON/OFF操作が可能。クルマの空調システムと連携し、走行開始時の視界確保および快適な車内温度の確保に貢献します。

お得にCX-30を購入する方法

お得にCX-30を購入するには、低金利ローンの利用がおすすめです。新車の購入では、ローンを利用される方も一般的です。

ローンなら毎月の支払額を一定にしながら、無理なく希望する車やグレードに乗れるからです。しかしローンはどうしても金利手数料の負担が発生します。

完済までのトータルコストを抑えられるのが低金利ローンです。名前の通り金利手数料が低いので、完済までの総支払額が低くなるローンです。

たとえば、弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、お得に購入していただけます。車種やグレードによって異なるものの、他社同等プランと比較して、何十万円もお得になるケースが多いです。

ぜひこちらから希望するグレードがいくらになるのかチェックしてください。

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