CX-80の日本の導入時期は?CX-8後継ともいわれるモデルの特徴

CX-80

マツダのラージ商品群に追加される予定のCX-80は、2024年に発売されるとされています。欧州や北米では車体が大型化していますが、CX-80は国内で販売されているCX-8よりも大きくなるとされています。

日本向けともされている3列シートSUVのCX-80は、いつ国内に導入されるのでしょうか?CX-8の後継車種と期待される新型モデルについて詳しくご紹介します。

※画像は参照できるCX-90などです。

目次

CX-80の概要

CX-90

画像引用元:MAZDA NEWSROOM CX-90

マツダが新たにラインナップ予定の3列シートのSUV「CX-80」は、日本国内での新フラッグシップ車として位置づけられています。

「CX-80」は「CX-60」と「CX-90」とともに、マツダの未来を担当する「ラージ商品群」としての役割を持っており、各車種のコンポーネントや製造方法には多くの共通点が見られます。日本での市場には「CX-60」と「CX-80」の2モデルが提供される予定で、これらの車種はすべて日本での生産が計画されています。

エンジンに関しては、3.0Lのガソリンエンジン、3.3Lのディーゼルエンジン、2.5Lエンジンを基にしたプラグインハイブリッド「e-SKYACTIV PHEV」、そして48Vのマイルドハイブリッドがラインナップされる見込みです。特に日本市場では、3.0Lガソリンエンジンを除くバリエーションが提供されると考えられています。

CX-80の日本での発売について

CX-80は日本国内でも発売される予定ですが、海外市場ではさらに大きなCX-90がラインナップに加わる予定です。

CX-90は北米向け

CX-90

画像引用元:Mazda CX-90 Mazda USA

マツダの新しいクロスオーバーSUV、「CX-80」と「CX-90」は、同社のプレミアムライン、「ラージ商品群」に所属しています。この二つのモデルは、3列シートの大型SUVとして、高い人気が予想されます。

「CX-80」は、日本専用のモデルとして計画されており、家族や多人数の移動に適した大型SUVとして注目されています。対照的に、「CX-90」は北米向けのモデルで、日本では発売される予定がありません。

どちらの車種もマツダの最新の技術と洗練されたデザインが取り入れられていますが、異なる市場をターゲットとしているため、装備や仕様には違いがあるかもしれません。

国内での販売予定

マツダの新型3列SUV、「CX-80」の日本発売が2024年夏頃に予定されています。

生産は2024年6月頃からスタートし、最速で2024年8月頃での納車が開始されるとの情報があります。

これらはあくまでも予想情報なので、今後の最新情報のチェックが必要です。最新情報を楽しみにしておきましょう。

CX-80のエクステリアデザインの特徴

CX-90

画像引用元:Mazda CX-90 Mazda USA

マツダの新型SUV「CX-80」のデザインは、同社の最新テーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」をベースに、日本の自然との調和を感じさせるタフで緻密な造形が特徴です。

フロント部分は、以前のシャープな雰囲気からより柔らかい印象へ変わり、メッキトリムが高級感を増しています。Aピラーの傾斜と流れるようなラインが特徴で、後方にかけてのラインがきれいです。

デザイン全体としては、「CX-60」と非常に似通っていますが、CX-80はより長いホイールベースを持ち、全体的に大きく感じられます

CX-60やCX-90と共通と予想される

マツダの新型SUV「CX-80」は、同社の「ラージ商品群」の一員として、「CX-60」と「CX-90」と共に特定のデザインテーマを共有しています。その核となるのは「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」というデザインテーマで、日本の自然との調和を目指し、緻密かつタフな造形でそれを表現しています。

特に、フロントフェイスは過去の刺々しさからより柔らかく進化し、メッキトリムによりラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。その上で、Aピラーの斜めのラインや流線的なデザインが加わり、動きのある洗練された外観を実現しています。

これらの要点が組み合わさり、CX-80、CX-60、CX-90の3つのモデルは、高級感と立体感のある外観を採用しました。もちろん最終的なデザインは発表されていませんが、CX-60がベースとなるエクステリアデザインになると予想されています。

ヘッドライト、グリルの特色

CX-90

画像引用元:Mazda CX-90 Mazda USA

マツダの新型クロスオーバーSUV「CX-80」は、特徴的なデザインで目を引く存在となっています。そのデザインの一つとして、存在感を放つヘッドライトが挙げられます。このヘッドライトは、「CX-90」や「CX-60」と同じデザインを共有しており、2連プロジェクターのキリッとした形状が印象的なデザインとなることでしょう。

また、「CX-50」を基にした細くてシャープなグリルがCX-80の顔を際立たせています。このグリルには新しくデザインされたコーナーエアインテークや、よりスリム化された下部の吸気口が取り入れられ、従来のクロームトリムは見られません。

マツダはCX-80を日本市場での最大サイズの車種と位置づけており、デザインにもその大きさを意識した要素が盛り込まれています。さらに、CX-80は「CX-8」の後継モデルとしての役割も担っているため、3列シートという人気を集めた要素を継承しながらもスタイリッシュさを高めています。

CX-80のインテリアデザインの特徴

CX-90

画像引用元:Mazda CX-90 Mazda USA

上質な内装と予想

マツダの新しいSUV「CX-80」は、贅沢な内装で注目を集めています。フロントシートから3列目のシートまで、ナッパレザーやウッド、ファブリックといった上質な素材で仕上げられる予定で、乗り心地の良さや快適性がアップしています。

マツダの車は上質な素材を採用している車種が多いため、CX-80も車格に見合った素材を採用することでしょう。

3列シートの予定

CX-90

画像引用元:CX-90 Mazda USA

「CX-80」は、3列シートが特徴となっています。これにより、大家族やグループでの移動にも適しています。全てのシートで上質な素材を感じられるため、どの席に座っても満足のいく乗車体験が期待できます。ただし、3列シートの詳しい配置や特徴についてはまだ公開されていないので注意が必要です。

マツダの新型クロスオーバーSUV「CX-80」は、そのデザインと機能性から明らかなラグジュアリー感を放っています。CX-60は2列シートなので、CX-8のように大人数の乗車には対応していません。その点、CX-80は大人数での移動や多くの荷物を持っての旅行でも、その余裕のある室内は乗り心地のよさがあるモデルになる予定です。

3列シートというとミニバンが一般的な形状ですが、CX-80はミニバンでは物足りない、見た目が気に入らないという方にもぴったりのモデルとなるでしょう。これらの特徴から、「CX-80」は、日常の移動はもちろん、長距離ドライブや特別な旅行にもふさわしい、ラグジュアリー感溢れるモデルとして位置づけられています。

CX-80のパワートレイン

CX-90

画像引用元:Mazda CX-90 Mazda USA

CX-80のパワートレインは、以下の3種類があると予想されています。

  • 2.5L直列4気筒エンジン+プラグインハイブリッド
  • 3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジン
  • 3.3L直列6気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド

それぞれの特性を活かして、走りを楽しめることでしょう。

エンジンの種類と性能

マツダの新型SUV「CX-80」は、さまざまな運転環境やドライバーの好みに合わせて選べる多様なエンジンオプションを持っています。

「e-SKYACTIV PHEV」は2.5L直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムです。17.8kWhの大容量バッテリーを搭載し、エンジン最高出力188PS、モーター最高出力175PSを組み合わせます。これにより、環境に優しさと力強さを同時に求めるドライバーに最適です。

現行のCX-60にも採用されているパワーユニットなので、CX-80にも搭載されることでしょう。モーターによる静粛性の高い走りと力強い走りが魅力です。

同じ排気量の3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンは、高トルクで力強い加速と優れた燃費を両立します。特に高速走行時にその性能を発揮します。

さらに、3.3L直列6気筒ディーゼルターボに48Vのマイルドハイブリッドシステムを追加することで、エンジンの効率とレスポンスが向上。環境性能とドライビングパフォーマンスを一層高めています。

これらのエンジンオプションを通じて、マツダの「CX-80」は各ドライバーの運転スタイルやニーズに合った選択肢を提供しています。

CX-80の安全装備

CX-90

画像引用元:Mazda CX-90 Mazda USA

マツダの新型クロスオーバーSUV「CX-80」は、先進的な安全装備を多数搭載しており、ドライバーと乗客の安全を第一に考えた設計になっています。すでにマツダの車に搭載されている安全装備には、「スマート・ブレーキ・サポート」があり、車両や歩行者に対して、約10~80km/hの速度範囲内で衝突被害軽減ブレーキが作動します。

また他に搭載されているのは、誤ってアクセルを強く踏み込んでしまった際の急発進を抑制する「AT誤発進抑制装置」や、白線を検知して後方からの車との衝突危険があるときにハンドル操作をアシストする「緊急時車線維持支援」です。

さらに、車線を逸脱しそうになった際にドライバーに警告する「車線逸脱警報システム」や、後方からの接近車両を検知してドライバーに知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング」も搭載されており、これらの先進装備により、CX-80の安全性は大幅に高まっています。

運転支援システムの概要

CX-80に搭載される可能性がある運転支援システムには複数の機能があります。参考までにCX-60に搭載される運転支援システムから、どのような機能があるのか予想してみましょう。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)は、先行車を検知して、車間距離を一定にして追従走行します。

さらに高速道路での渋滞時に疲労を軽減してくれるクルージング&トラフィック・サポート(CTS)も、追従走行機能とステアリングアシスト機能で運転支援をしてくれます。

さらにドライバーの急病で運転ができないときに被害を軽減してくれるドライバー異常時対応システムは、ドライバーモニタリングと連動して、必要時に車を減速させて停止させる機能です。

ドライバーの眠気や疲労を検知して、休息を促してくれるので長距離運転も車が支援してくれるのです。

CX-80の発売予定日

正確なCX-80の発売予定日は発表されていませんが、2024年の夏頃になるのではと予想されています。

今後の最新情報に期待しましょう。カミタケマガジンでは新型車の最新情報も発信していきますので、ぜひチェックしてください。

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