日本のエコカーの代表格ともいえるトヨタ プリウス。2023年1月に新型が発売されましたが、旧モデルも含めいまだ人気の高い車となっています。
新型プリウスはスタイリッシュなデザインになっていますが、室内空間はどれほどでしょうか？またプリウスの使い勝手、特に荷室サイズはどの程度なのでしょうか？この記事ではプリウスの荷室サイズについて、さらに他車種との比較を詳しく解説します。
プリウスのボディサイズ
プリウスのボディサイズは、以下の通りです。
- 全長4,600mm
- 全幅1,780mm
- 全高1,420-1430mm
一般的には、セダンに分類されるサイズです。この街中でも運転しやすいコンパクトなサイズは、都市部や狭い道路でもスムーズに運転できる利便性を提供しています。特に都市生活を送るドライバーにとっては、混雑した交通環境でも取り回しがしやすいため、日常の移動が快適に行えるでしょう。
さらに、プリウスは低重心設計を採用しており、これが高速走行時の安定性を向上させる要因となっています。バッテリーなどの重い部品を床下に配置し、重心を下げることで車両の安定性が増し、高速道路などでの走行時にも安心感をもたらしています。
最低回転半径は5.4mなので、小回りがよく効く車種という訳ではありません。それでも日本の道路事情にあったサイズになっています。
プリウスの室内寸法
- 室内長1,840mm
- 室内幅1,500mm
- 室内高1,130mm
プリウスの室内寸法は、室内長1,840mm、室内幅1,500mm、室内高1,130mmとなっています。これらの寸法は、セダンとして十分な室内空間を確保しているといえるでしょう。
室内長1,840mmは、前席と後席の間のサイズとして充分といえ、乗員同士の快適な間隔を確保しつつ、長時間の移動や高速道路でのドライブでもストレスなく過ごすことができます。大人4人がゆったりと座ることができるため、家族や友人とのドライブや旅行にも最適です。
また、室内幅1,500mmは十分な室内を確保でき、乗員同士の肩肘の間隔を広げるだけでなく、車内の開放感をもたらします。これにより、長時間の移動や車内で快適に過ごせます。
前席のシートを大人の男性が座る位置に設定したとしても、後席の膝周りはゆとりがあるので前後スペースは充分あるといえるでしょう。
プリウスの荷室サイズ
プリウスの荷室容量
- Z、Gグレード：410L
- プラグインハイブリッド：345L
- Uグレード：422L
プリウスの荷室サイズは、Z、Gグレードで410Lの容量です。この容量は、ラゲージスペースはスーツケースなら2個収納できるサイズです。セダンタイプなのでミニバンのような広さはなかったとしても、セダンとして十分な広さを持っており、普段の日常使いや小旅行などで必要な荷物をスムーズに収納することができます。
荷室フロアの低さもプリウスの荷室の特徴の一つです。荷室フロアが低いということは、荷物の積み下ろしが容易に行えるというメリットがあります。重い荷物を持ち上げる必要がなくなるため、腰への負担が軽減され、荷物の出し入れが楽に行えるのです。特に買い物や旅行などで荷物を頻繁に積み下ろす際には、このような設計が非常に便利です。
プラグインハイブリッド車の場合は345L、Uグレードになると422Lの容量となります。グレードによって荷室サイズが少し異なりますが、充分な荷室サイズです。
先代モデルと比較して荷室サイズはどう変化？
プリウスの最新モデルと先代モデルとを比較すると、荷室サイズは少なくなっています。これはプリウスのさらなる使い勝手向上と快適性を追求するために変更されているといえるでしょう。先代モデルの荷室容量は502Lに対して、現行モデルは410Lとなっています。
荷室フロアを低くすることで出し入れがしやすくなりました。荷室フロアを低くすることで、荷物の重さによる車両の重心の変化を最小限に抑え、車両の安定性を保つことができます。
これにより、プリウスは先代モデルよりも使い勝手が向上し、快適な車内空間を提供するとともに、多様な用途に対応できる実用的なハッチバックカーとしての地位を確立しています。荷室容量のみを比較すると、先代モデルよりも狭くなっているのは間違いありません。
車や装備の性能や質は向上しているため、実際に車を使用する際の荷物の量を考慮して車選びするとよいでしょう。
荷室スペースを重視したい場合の注意点
荷室スペースを重視するユーザーがプリウスを選択する際には、いくつかの注意点があります。プリウスは環境に配慮したハイブリッドカーとして知られており、そのハイブリッドシステムには電気用のバッテリーが搭載されています。このバッテリーが一部の荷室スペースを占有するため、従来のガソリン車と比較して荷室容量が減少している点が注意点の一つです。
バッテリーの搭載により、プリウスの荷室容量は、他の車種と比較してやや小さいと感じられるかもしれません。特に大きな荷物を頻繁に積む必要があるユーザーや、長距離の旅行で多くの荷物を持ち運びたい場合には、荷室スペースが少々不足気味に感じられる可能性があります。
また、プリウスはハッチバックタイプの車種であるため、後部座席を倒して荷室スペースを拡大することは可能ですが、それでもバッテリーの存在により限界があります。荷室スペースを重視するユーザーにとっては、プリウスよりも荷室容量が大きい他の車種を検討することも選択肢となります。
最終的な車の選択は、ユーザーが重視する要素や用途に合わせて検討することが大切です。プリウスの優れた燃費性能や環境への配慮を活かしつつ、荷室スペースを重視するか、それとも他の利点を重視するか、自身のニーズに合った車の選択が重要です。
プリウスよりも荷室が使いやすいモデル
プリウスよりも荷室が使いやすいモデルとして挙げられるのは、カローラクロス、そしてヴォクシーです。
カローラクロス
一方、カローラクロスはSUVタイプの車であり、487Lの荷室容量を持っています。プリウスと比較すると、約70L程度の差ではあるものの、それでもプリウスよりも広いスペースを提供しています。SUVタイプの車種特有の頑丈なボディと大きな荷室は、アウトドアアクティビティや旅行でたくさんの荷物を持ち運びたいユーザーにとって嬉しいポイントです。
これらのカローラシリーズの車種は、トヨタが得意としているハイブリッドシステム搭載車を選択できるため、燃費性能に優れています。
燃費性能は同じようであっても、荷室サイズや見た目が異なるので、好みや使い方に合せて車選びしましょう。
ヴォクシー
荷物の積載を重視するなら、ミニバンタイプの車を選択するのもおすすめです。ヴォクシーは、人気があるミニバンなので、普段の生活でも使いやすく荷物を載せたいときに活躍します。
特に新型ヴォクシーは、シートアレンジも豊富なので、荷物を積載したいときにすぐに調整可能です。3列目は5：5分割サードシートは、簡単にシートを跳ね上げられます。ロックを解除するだけなので女性でも操作しやすいです。
トヨタ初のパワーバックドアが採用されているグレードもあり、車両の横にいながら希望する位置で停止させられます。荷室のサイズはもちろんのこと、出し入れのしやすさも優れているモデルです。
プリウスをお得に購入する方法
プリウスをお得に購入するには、未使用車や低金利ローンの使用がおすすめです。
未使用車
未使用車とは登録済（届出済）未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。
未使用車は登録されているので中古車という扱いですが、それでもコンディションは新車に限りなく近いものです。保証も充実しているので、お得に新しい車に乗りたい方におすすめの購入方法です。
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