ヤリス最新マイナーチェンジ徹底解説!新旧の比較

ヤリス マイナーチェンジ

トヨタのコンパクトカーであるヤリスは、燃費がよくTNGAのプラットフォームを採用し、安定して走行できるモデルです。

そのヤリスがマイナーチェンジして、2024年1月17日に発売されています。今回のマイナーチェンジでは、内外装が変更されていること、さらに安全装備が充実しているのが大きな違いです。

この記事ではヤリスのマイナーチェンジでどのような変更があったのか詳しく紹介します。

目次

ヤリスとは

ヤリス

画像引用元:トヨタ ヤリス | トヨタ自動車WEBサイト

ヤリスはトヨタの最新プラットフォーム、TNGA(Toyota New Global Architecture)GA-Bプラットフォームをコンパクトカーで初めて採用しました。このTNGAおかげで、車のムダを削ぎ落とし、ボディをしっかりと硬くして、車体を低く保つことができました。これが運転のしやすさや、安定した操縦感を格段に向上させています。

特にコーナーを曲がるときの安定感がよく、軽快に、そして思いのままにドライブできるようになりました。「軽く、小さく、扱いやすい」を目指して作られた新型ヤリスは、街中での快適なドライブはもちろん、スポーツ走行を楽しみたい方や運転に自信がない方にもピッタリです。

燃費とパワー、通常なら両立は難しいものですが、新型ヤリスはTNGAの軽量化技術と新開発の「直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジン」のおかげで、この難題をクリアしています。燃費性能は、ガソリン車で19.6〜21.6km/L、ハイブリッド車で35.4〜36.0km/Lという数字を叩き出していて、特にハイブリッドモデルではクラストップの燃費を実現しています。

加速面でも、この新エンジンは低回転からでもガッツリとトルクを発生させてくれるため、街中でのストップ&ゴーも全くストレスを感じさせません。軽量でコンパクトながら、パワフルでトルクがあるエンジンを搭載しているので、どんなドライブシーンでも快適に過ごせること間違いなしです。

ヤリスの歴史

ヤリスの物語は、かつてヴィッツと呼ばれた車から始まります。トヨタが1999年に世に送り出したこの車は、そのコンパクトなボディからは想像もつかないほどの快適な室内空間と素晴らしい性能を秘めていました。

スターレットのバトンを引き継ぎながら、新しい設計のプラットフォームとエンジンで、軽さと低燃費を実現しました。そして、この初代ヴィッツは、国内だけでなく、海外でも「ヤリス」としてデビューし、欧州カー・オブ・ザ・イヤーなど、数々の賞を獲得しました。

初代ヴィッツ(1999-2005)

スターレットの後を継ぐ形で登場した初代モデル。新設計のプラットフォームとエンジンを用い、環境に優しい軽量・低燃費設計に注力しました。3ドア/5ドアのハッチバックボディで、広々とした居住空間と快適な乗り心地を実現したことで国内外で人気を集めます。

2代目ヴィッツ(2005-2010)

「MY PROUD COMPACT」というテーマのもと、初代の良さを引き継ぎつつ全面的に進化させました。新しいプラットフォームでより広い室内空間を確保し、走りは軽快で安定感があります。また、安全性と環境性能も一段と高めました。北米では「ヤリス」として販売を開始し、ますます世界中での知名度を高めました。

3代目ヴィッツ(2010-2020)

「コンパクトカーのあるべき姿」として、外観も性能も一新されました。新開発のアイドリングストップ機能で優れた燃費効率を実現。豊富なユーティリティと個性的なグレード、多彩なカラーバリエーションで、自分だけのヴィッツを楽しむことができます。

ヤリス(2020年2月-現在)

名前が「ヤリス」に統一され、海外市場でのネーミングに合わせました。コンパクトカー用のTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用して、車体は軽くて剛性が高く、低重心で設計されています。直列3気筒1.5Lのダイナミックフォースエンジンを搭載したハイブリッドシステムで、力強い走りとトップクラスの燃費を両立させました。そして、トヨタのコンパクトカーとしては初のE-Four(電気式4WDシステム)も搭載しています。

【ヤリス】マイナーチェンジによる主な変更点

ヤリス

画像引用元:トヨタ ヤリス | トヨタ自動車WEBサイト

ヤリスのマイナーチェンジによる主な変更点は以下の通りです。

  • ラジエターグリル
  • Zグレードの合成皮革+ツィード調ファブリックシート
  • 7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
  • コネクティッドナビ
  • 一部グレードのガンメタリック内装
  • 新色マッシブグレー

変更点をさらに見ていきます。

ラジエーターグリルは、より躍動感のある洗練されたデザインに変更されています。ドット形状が目を引くデザインです。

Zグレードのシート表皮に合成皮革+ツィード調ファブリックを採用したのも変更点。豪華な雰囲気のあるデザインに変更されています。

メーター部に7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備(除く、ヤリスX、U)されています。これにより、3つの表示テイストから選択して表示可能です。

また、最新のディスプレイオーディオを搭載し、コネクティッドナビを5年間標準付帯、Xグレードにはナビレディパッケージを設定されるようになりました。機能も充実しています。

一部内装の加飾をガンメタリックに変更(ヤリスZ)したり、ボディカラーに新色のマッシブグレーが追加されています。

安全装備では、プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を、交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車へ拡大するなど最新のToyota Safety Senseを搭載しました。

細部のブラッシュアップや機能面での向上が見られている変更点です。コンパクトなヤリスが、街乗りにぴったりな機能を備えて登場しています。

エクステリアデザインの変更

ヤリス

画像引用元:トヨタ ヤリス | トヨタ自動車WEBサイト

ラジエターグリルのデザインが変更されています。従来のグリルは、横基調のデザインになっていましたが、新型になると格子状や立体的な雰囲気のあるデザインになります。

他のモデルと共通のデザインが採用されていたグリルから、ドット形状が上品な雰囲気になりました。

上位グレードのZは、ホットスタンプ形状になっているので、グリルが目を引きます。存在感のあるデザインになっています。

ボディカラーに新色のマッシブグレーが追加されました。モノトーン8色、ツートン3色の計11色から選択できます。

モノトーン

  • スーパーホワイトⅡ
  • プラチナホワイトパールマイカ
  • シルバーメタリック
  • ブラック
  • センシュアルレッドマイカ
  • コーラルクリスタルシャイン
  • アバンギャルドブロンズメタリック
  • マッシブグレー

ツートーン

  • ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック
  • ブラック×コーラルクリスタルシャイン
  • ブラック×マッシブグレー

インテリアデザインの変更

ヤリス

画像引用元:トヨタ ヤリス | トヨタ自動車WEBサイト

インテリアには、Zグレードでシート表皮が合成皮革+ツイード調ファブリックが採用されました。ブラック基調になっていますが、上品な雰囲気のあるシートが採用されています。

Zグレードで内装の加飾がガンメタリックに変更されている部分があります。フロントドアインナーガーニッシュやフロントコンソールにガンメタリック塗装がされています。

Gの場合はフロントドアインナーガーニッシュがブラックなので、乗車していて見える位置の加飾が異なっているのが変更点です。

ヤリスのマイナーチェンジによる追加点

ヤリス

画像引用元:トヨタ ヤリス | トヨタ自動車WEBサイト

装備では、ヤリスのXとUグレード以外に、7.0インチTFTカラーインフォメーションディスプレイが搭載されています。

視認性に優れたメーターになっているので、必要な情報が一目で分かります。表示は、Casual/Smart/Sportyという3つのスタイルがあるので、変更可能です。

気になる車両価格は?

Z

  • Z(ハイブリッド車 1.5L・2WD):2,496,000円(税込)
  • Z(ハイブリッド車 1.5L・E-Four):2,694,000円(税込)
  • Z(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD):2,154,000円(税込)
  • Z(ガソリン車 1.5L・CVT・4WD):2,352,000円(税込)
  • Z(ガソリン車 1.5L・6MT・2WD):2,050,000円(税込)

G

  • G(ハイブリッド車 1.5L・2WD):2,299,000円(税込)
  • G(ハイブリッド車 1.5L・E-Four):2,507,000円(税込)
  • G(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD):1,953,000円(税込)
  • G(ガソリン車 1.5L・CVT・4WD):2,151,000円(税込)
  • G(ガソリン車 1.5L・6MT・2WD):1,877,000円(税込)
  • G(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD):1,799,000円(税込)

X

  • X(ハイブリッド車 1.5L・2WD):2,044,000円(税込)
  • X(ハイブリッド車 1.5L・E-Four):2,287,000円(税込)
  • X(ガソリン車 1.5L・CVT・2WD):1,655,000円(税込)
  • X(ガソリン車 1.5L・CVT・4WD):1,888,000円(税込)
  • X(ガソリン車 1.5L・6MT・2WD):1,579,000円(税込)
  • X(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD):1,501,000円(税込)

ヤリスマイナーチェンジについてよくある質問

ヤリスのマイナーチェンジの変更点は?

外装ではグリル形状、内装では上位グレードのシート素材が変更されています。装備も充実したり、安全機能も向上するなど、快適に乗車できる車に仕上がっています。

ヤリスの価格は?

マイナーチェンジされたヤリスは、1,501,000円~2,694,000円となっています。

マイナーチェンジされたヤリスをお得に購入する

低金利ローン

お得に車を購入したい方におすすめなのが低金利ローンの利用です。低金利ローンとは名前の通り金利手数料が低いローン商品のことです。

車を購入するときにローンを利用する方は一般的ですが、ローンは金利手数料の負担が発生します。毎月の支払額を一定にできるので、無理なく支払いができますが、完済まで手数料を支払う必要があるのです。

その手数料負担を抑えられるのが低金利ローンです。低金利ローンなら同じ車の同じグレードを購入する場合でも、金利手数料が抑えられてトータルコストが低くなります。

たとえば、弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、お得に購入していただけます。

車種やグレードによって異なりますが、他車同等プランと比較して何十万円も差額が発生することもあるほどです。

さらに新車1.99%の超低金利プランの「OPプレミアムプラン」は乗り出しに便利なオプションもセットです。比較して見ればお得な低金利プランについては、こちらをチェックしてください。

未使用車

お得にヤリスを購入したい方におすすめしたい別の購入方法は未使用車を購入することです。登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。

登録されているので中古車という扱いですが、それでもコンディションは限りなく新車に近いので、お得に購入したい方におすすめ。走行距離も場内の移動で短い車両も多いです。

未使用車は在庫がある車両なので新車と比較して、納車までの期間が短く、早く乗り換えたい方にもおすすめ。もちろん在庫がある車両に限られるということは、ボディカラーやグレードが限られるという懸念点もあります。

しかし弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の在庫車両を展示しているので、好みの車を探していただきやすいです。

ぜひこちらの最新の在庫情報をチェックしてください。

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