デリカミニとekクロススペースの違いは?デザインや使い勝手の比較

デリカミニekスペース

三菱のeKクロススペースをベースとしたデリカミニが発表されています。どちらもアウトドアを意識したモデルですが、デリカミニが発売されてから、eKクロススペースの販売は終了する予定です。

では、デリカミニとeKクロススペースの違いはどのようなものでしょうか?この記事では、デリカミニとeKクロススペースの違いやそれぞれの車種をおすすめできる人の違いをご紹介します。

目次

デリカミニとekクロススペースの違いは?

デリカミニとeKクロススペースは基本的に共通していますが、以下のポイントが異なります。

  • インパネの加飾
  • シートのさわり心地
  • 標準装備されている物が多い
  • デザインの違い

ベース車両のeKクロススペースとエクステリアの違いがメインとなっていますが、eKクロススペースではオプションになっていたものがデリカミニで標準装備されているものがあります。

デリカミニはeKクロススペースの後継車種となるため、アクティブな雰囲気があるスーパーハイトワゴンというイメージは継承されています。もちろん、装備や各部のデザインは異なったものになっています。

各部の違いをさらに詳しく見ていきましょう。

デザインの比較

外装デザインの違いを見ていきます。これがデリカミニとeKクロススペースの最も大きな違いともいえるでしょう。

eKクロススペース

ekクロススペース

三菱の軽自動車のラインナップの中で、軽スーパーハイトワゴンになっていたのがeKスペースです。比較的シンプルなエクステリアのモデルですが、さらにアウトドアテイストの派生モデルとして登場したのが、eKクロススペースです。

三菱の車であることを意識させる「ダイナミックシールド」を採用したエクステリアデザインです。

水平基調のグリルやメッキ加飾、さらに細目のヘッドライトなどは、一目見ただけで三菱の車であると見分けがつきます。

デリカミニ

デリカミニ

画像引用元:デリカミニ ティザーサイト | DELICA MINI | MITSUBISHI MOTORS JAPAN

eKクロススペースをベースにしていますが、フロントフェイスの与える印象が異なります。

「ダイナミックシールド」を採用していますが、半円形のLEDヘッドライトが可愛い雰囲気も与えます。また、立体的な「DELICA」ロゴが採用されているのも力強さを感じさせるデザインです。

前後のバンパー下部のスキッドプレートやダークシルバーのホイールもアクティブな力強さを印象付けるデザインです。

内装の比較

内装の比較をしてみましょう。

eKクロススペース

eKクロススペース M

画像引用元:三菱

使いやすさや質感の高さを与えるeKクロススペースの内装は、プレミアムインテリアパッケージでブラウンカラーが採用されていました。シートはブラックのファブリックか合成皮革&ファブリックとなっています。

eKクロススペースは、エントリーグレードではウレタンのステアリングホイール、その他のグレードでブラック、もしくはブラウンの本革巻です。

デリカミニ

デリカミニ

画像引用元:デリカミニ ティザーサイト | DELICA MINI | MITSUBISHI MOTORS JAPAN

デリカミニは、eKクロススペースをベースにしていますが、インパネ部分でアイボリーのアクセントが加えられていたり、シートが撥水シート地になっているだけでなく、立体的なエンボス加工があります。

デリカミニは、全車ブラックの本革巻のステアリングホイールです。プレミアムのグレードになると、ステアリングヒーターが付きます。このステアリングヒーターは、eKクロススペースには設定されていなかった装備です。

シートの座り心地・アレンジで比較

シートの座り心地やアレンジでは、基本的にデリカミニとeKクロススペースはほとんど同じといえます。

eKクロススペースでは、ブラックもしくはブラウンのシート表皮となっていますが、デリカミニの内装色はブラックです。内装色にブラウンの選択肢がないため、スタイリッシュで機能的な印象を与えます。

※画像はデリカミニ

さらに、シートの表皮のさわり心地も異なっています。デリカミニのシートは柔軟性も異なっているのが特徴です。

アウトドアのダウンジャケットの凹凸をイメージさせるデザインです。座ったときに、点で支えるため空間ができ、通気性がよくなります。滑らかな感触もあり、座り心地とアウトドアでの使い勝手を両立しているといえるでしょう。

後席もリクライニングできるので、座り心地がよい角度に調整しやすいです。助手席側にはシートバックテーブルがあるので、ドリンクを置いて休憩するのに便利でしょう。

eKクロススペースでは合成皮革のシートはオプションとなっていましたが、デリカミニでは全車が合成皮革を使っているのは大きな違いです。色はブラックで統一されていますが、デリカミニの方が標準でも上質といえるでしょう。

荷室・収納で比較

荷室や収納も、基本的にeKクロススペースとデリカミニでは同じです。荷室床面のラゲッジボードや後席シートバックなどに汚れを拭き取りやすい素材が採用されています。

デリカミニはプレミアムグレードになると、樹脂ラゲッジボート&PVCシートバックになるため、より便利になります。

デリカミニ

※画像はデリカミニ

荷室は320mmのリアシートスライド量があるため、自在に調整できるのも特徴。肩口のレバーで操作するのは、eKクロススペースと変わりありません。荷室側から操作できるのは便利です。

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安全装備で比較

フリー

搭載されている安全装備も、eKクロススペースと大きくは変わりません。デリカミニでは、プレミアムグレードでマイパイロットが装備されています。

また、プレミアムグレードでは、デジタルルームミラーやマルチアラウンドモニターが標準装備されます。他のグレードでは、メーカーオプションの設定です。標準グレードは、リアビューモニター付ルームミラーになっています。

高速道路同一車線運転支援機能マイパイロット[MI-PILOT](レーダークルーズコントロール(ACC)& 車線維持支援機能(LKA))は、フロントカメラとミリ波レーダーで、車検距離の保持やステアリングを制御して車線中央付近を走るサポートをしてくれる機能です。

レーダークルーズコントロールは、約30km/h以上を上限に車間の保持をサポートします。先行車が停止してから約3秒以内に発進すると、追従走行を継続します。長距離運転や渋滞走行で、ドライバーの疲労を軽減してくれる機能です。

その他、標準搭載されている機能は以下の通りです。

  • イモビライザー
  • 衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM](歩行者検知付)
  • 踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]
  • 車線逸脱警報システム[LDW]&車線逸脱防止支援機能[LDP]
  • オートマチックハイビーム[AHB]
  • ふらつき警報[DAA]
  • 前方衝突予測警報[PFCW]
  • 標識認識システム[TSR]
  • 先行車発進通知[LCDN]
  • 運転席SRSニーエアバック
  • ヒルディセントコントロール[HDC]
  • シートベルト非着用ウォーニング(全席)

eKクロススペースと変わらない部分が多いものの、標準グレードでもリアビューモニター付ルームミラーが装備されるので充実した装備となります。

デリカミニがおすすめな人

デリカミニ

デリカミニをおすすめできる人は、以下の通りです。

  • アクティブに使いたい人
  • 悪路走破性が欲しい人
  • かっこ可愛いデザインがよい人

デリカミニはデザインの特徴として、半円形のライトです。ダイナミックシールドを採用していますが、eKクロススペースや他の三菱の車のダイナミックシールドとは異なった印象があります。

また4WDを選択するとタイヤサイズが一回り大きくなるため、悪路走破性も高くなります。本格4WDほどではないですが、軽スーパーハイトワゴンの一般的な最低地上高の約150mmよりも高くなっていると、凹凸がある道路でも安心です。

デリカミニはアクティブスタイルやワイルドアドベンチャースタイルなどのこだわりのスタイルにカスタムできます。eKクロススペースよりもアウトドアを意識させるデザインになっているため、キャンプや車中泊に似合うでしょう。

展示車両ではシングルベッドキットが装着されていますし、デリカミニとコールマンとのコラボレーションもあるため、今後のアクセサリーの販売が期待できます。 

ekクロススペースがおすすめな人

ekクロススペース

画像引用元:三菱

eKクロススペースがおすすめな人は以下の通りです。

  • eKスペースでは可愛すぎる人
  • スタイリッシュな車が欲しい人
  • 上質なスーパーハイトワゴンがよい人

eKクロススペースは、デリカミニと同様にアクティブな車をイメージして開発されています。しかしインテリアでブラウンの内装色を選択できるなど、より上質な雰囲気も感じさせるデザインともいえます。

三菱の軽自動車のラインナップの中には、eKスペースもありますが、さらに上質な雰囲気があるデザインです。そのため、アクティブさよりも上質さを重視するなら、ブラウンの内装色を選択できるeKクロススペースもよいでしょう。

後継車種のデリカミニに引き継がれ、販売終了すると中古車の価格も下がっていくと予想されるため、費用負担を抑えたい方もeKクロススペースがよいかもしれません。

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買うなら新車?中古車?

デリカミニやeKクロススペースを購入するなら、新車か中古車のどちらがよいでしょうか?結論からすると、デリカミニは新車、eKクロススペースは中古車の選択肢となります。

デリカミニが発売されてから、eKクロススペースは発売終了する予定です。それまではeKクロススペースも新車購入できますが、その後は徐々にグレードやボディカラーなどの選択肢がなくなっていきます。

デリカミニは、予約注文を受け付けているため気になっているなら予約できます。正式な価格は2023年2月時点では発表されていないものの、想定価格は180万円台から約230万円の間です。

その他のオプションも追加する必要がありますが、標準装備されているものが多いため、標準グレードでも満足できる可能性は高いです。

車両価格に満足できるなら、納車を早めるためにも早めの予約がおすすめです。一方で、eKクロススペースはボディーカラーやオプションなどのこだわりが少ないなら、お得に購入できる可能性があるでしょう。

お得にデリカミニ・ekクロススペースを購入する方法

お得にデリカミニとeKクロススペースを購入する方法をご紹介します。

eKクロススペースは、今後販売が終了していくため、在庫がある車両、もしくは限られたボディーカラーを購入できるでしょう。

デリカミニは販売が開始されるため、早めの予約が必須です。しかし車両価格も200万円を超えるので、費用負担を抑えながら購入したい方も多いでしょう。

そこでおすすめしたいのは低金利ローンの利用です。低金利ローンであれば、同じ車を購入しても総支払額を抑えながら購入できます。

未使用車でお得に購入する

未使用車がある車種なら、お得に購入できます。登録済(届出済)未使用車は初度登録されており、一般の運行には供されていない車のことです。

登録はされているので、中古車という扱いですが、場内を走行しただけなどコンディションは限りなく新車に近くなります

在庫があるボディーカラーやグレードに限られていたり、車検までの期間が短くなるなどの懸念点はありますが、お得に購入したい方におすすめです。

弊社カミタケモータースでは常時300台以上の在庫を展示しているため、好みの車種を探していただきやすいです。ぜひこちらから最新の在庫情報をチェックしてください。

低金利ローンでお得に購入する!

デリカミニをお得に購入するには、低金利ローンがおすすめです。デリカミニらしい4WDの上位グレードになると、200万円を超える車両価格になるため、低金利ローンで総支払額を抑えたいものです。

金利手数料はたった数%の違いと感じることもありますが、完済までの総支払額では大きな違いとなるケースもあります。

弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを取り扱っており、大変お得に購入していただけます。

デリカミニの価格帯になると、他社同等プランと比較して何十万円も差額が発生することもあるほどです。乗り出しに便利なオプションもセットになっているため、比べてみるとお得!

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