三菱デリカミニの内装の特徴は?荷室や装備を徹底解説!

三菱自動車は、新型軽スーパーハイトワゴン「デリカ ミニ」の予約受注を2023年1月13日から開始し、2023年5月に発売する予定です。内外装のデザインはSUVのテイストを強く感じさせるものとなっています。

広い室内空間とSUVらしい力強いデザインによるスタイリングと、日常の使用時でもアウトドアでも満足できる走行性能や安全装備などが特徴となっています。では、デリカミニの内装はどのような特徴があるのでしょうか。デリカミニの内装の特徴と、eKクロススペースとの違いを解説していきます。

目次

デリカミニの内装の特徴

デリカミニの内装の特徴を見ていきましょう。新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」のデザインのテーマは「日常に冒険を」となっていて、機能的で快適な内装と広い室内空間を実現しています。

デリカミニの内装は、水平基調のインストルメントパネルの形状によって、広がり感が表現されています。また、ブラックを基調とした内装カラーにアクセントとしてアイボリーを配置することで、インテリアの横方向へのワイド感が強調され、広く感じることができるうえ、優しい印象も与えています。

デリカミニ

画像引用元:デリカミニ ティザーサイト | DELICA MINI | MITSUBISHI MOTORS JAPAN

広く快適な室内空間と、見開き角が広くなっているのでとても運転しやすくなっています。また、内装の質感をアップさせることによって、上級を意識した設計となっています。

デリカミニ

画像引用元:デリカミニ ティザーサイト | DELICA MINI | MITSUBISHI MOTORS JAPAN

デリカミニとeKクロススペースとの内装の違い

eKクロススペースとデリカミニの内装は基本的には変わらないですが、シートやインパネといった部分に若干の違いがみられます。

eKクロススペースのシート表皮は、撥水加工されたファブリックが使用されていて、キルティングパターンがあしらわれ上質さやスタイリッシュさが特徴となっています。デリカミニのシート生地は撥水シート生地で合成皮革が使われていて、Premiumモデルでは、シートの背面に、PVCと呼ばれるポリ塩化ビニールという素材が使用されています。

シート素材がすごい!

デリカミニの仕様の中でも、シートの素材がとても特徴的なものとなっています。デリカミニのシートの素材は、蒸れにくく通気性のよい撥水シート生地を採用しています。それで、小さなお子様がいるようなファミリーユーザーの方や、水や汚れなどが気になるアウトドアでの使用時でも汚れや水をさっとふき取ることができるので、とても使い勝手の良いものとなっています。

また、デリカミニのシートの座面や背もたれの中央部には、デコボコ感のあるダウンジャケットをモチーフに開発された、段違いに編み込まれているような立体パターンの形状のとても凝ったデザインが採用されています。

それにより、座った時に体を「面」で支えるのではなく複数の「点」で支えられるイメージとなり、座った時のかけ心地はとても心地がよく質感の高いものとなっていますし、さらに通気性の確保も可能です。

デリカミニ

座面や背もたれには、エンボス加工がほどこされ蒸れにくくなっています。それでいてとても肌触りがよいので、実際に運転席や後部座席に座ったときには、滑らかさも実感することができます。おしゃれ感を演出するだけでなく、機能的にも理にかなったデザインになっていることがわかります。

シート素材に撥水加工がされているのは両車とも変わりませんが、デコボコ感のあるシートデザインになっているデリカミニはよりアウトドアを意識させるものです。

デリカミニのグレード別内装

2023年2月時点では、全グレード共通で2WDと4WDの内装の装備についての違いは発表されていません。2WDと4WDの同じグレード間での装備の違いは、タイヤサイズのみとなっています。Premiumグレードとの内装の装備の違いについては、見ていきましょう。

デリカミニでは、ベースグレードの「G」「T」でも、充実した装備が搭載されていますが、Premiumグレードでは、内装の装備もより充実したものとなっています。

G (2WD/4WD)

デリカミニのベースモデルの「G」では、ハンドルは本革巻で内装色はブラックとなり、全グレードで共通です。「G」のシート生地は、撥水シート生地の合成皮革とファブリックが使われています。

ベースモデルの「G」グレードには、助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)の装備がされていません。充電用USBポートは装備されています。

G Premium(2WD/4WD)

Premiumグレードの「G Premium」では、ハンドルは、本革巻(ブラック)に加えて、ステアリングヒーターが搭載されています。

本革巻(ブラック)+ステアリングヒーター

軽自動車でステアリングヒーターが搭載されているのは、とても珍しいことといえるでしょう。

「G Premium」の、シート生地は撥水シート生地で、合成皮革が使われていて、シートの背面は、PVCと呼ばれるポリ塩化ビニルという素材が使用されています。

助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)

また助手席のシートの背面には、充電用のUSBポートと折り畳み式テーブルが装備されています。

T(2WD/4WD)

デリカミニのベースモデルの「T」グレードでも「G」と同じように、シートの生地は、撥水シート生地の合成皮革と背面は、ファブリックとなります。

「T」グレードでも、助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)の装備はされていませんが、助手席のシートの背面のシートバックポケットと、充電用のUSBポートは標準装備されています。

T Premium(2WD/4WD)

シート生地の色はブラックで、撥水シート生地で合成皮革、背面にはPVCの素材が使用されています。さらに「T Premium」でも「G Premium」モデルと同じように、助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)や樹脂ラゲッジボード&PVCシートバックが標準装備されています。

また、リヤロールサンシェードが装備されているので、特にお子さまや女性など日焼けが気になる方にも安心ですし、車内の温度上昇を抑え燃費よく走ることができるので、うれしい装備といえるでしょう。

樹脂ラゲッジボード&PVCシートバック

デリカミニ

荷室の設計に関してもアウトドアユーザーに併せたつくりとなっています。荷室の床面やラゲッジボード、座席の背面の素材もPVC素材を採用していますので、汚れを簡単にふき取ることができるようになっています。

Premiumモデルでは、より防水性の高い素材が使われているので、濡れたものや泥で汚れているものを載せるようなシーンでも、気軽に積み込むことができます。

それぞれのグレード別の内装の標準装備を表でまとめて確認しましょう。

デリカミニのグレード別、内装の標準装備

GG PremiumTT Premium
本革巻きステアリング
ステアリングヒーター
パドルシフト
撥水シート生地(合成皮革&ファブリック)
撥水シート生地(合成皮革+PVCシートバック)
運転席&助手席シートヒーター(座面)
バニティミラー運転席(カードホルダー付き)・助手席
助手席シートアンダートレイ(車検証入れ付き)
助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)
シートバックポケット(助手席/モバイルポケット付)
充電用USBポート(助手席シートバック)
運転席シートバックコンビニエントフック
樹脂ラゲッジボード&PVCシートバック
インナードアハンドル(メッキ)
リヤロールサンシェード

それぞれのグレードで、ベースモデルとPremiumモデルの違いは、以下の通りです。

  • ステアリングヒーターが搭載されているかどうか
  • シートの素材が、撥水シート生地で合成皮革
  • 背面にはPVCの素材が使用されているのかどうか
  • 助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)が装備されているかどうか
  • 樹脂ラゲッジボード&PVCシートバックが装備されているか
  • リヤロールサンシェードが装備されているか

これらの点が異なっているため、必要な装備かどうかを考慮できます。

また、「G」と「T」のグレードの違いは、ターボが搭載されてパドルシフトが装備されているかどうかです。パドルシフトは「T」「T Premium」にのみ装備されています。パドルシフトがあると、マニュアル感覚で運転をすることができます。

デリカミニの内装の装備については、グレード間の違いがありますので、購入時に注意して確認をする必要があるでしょう。

デリカミニの収納

デリカミニの収納を見ていきましょう。

運転席と助手席のドリンクホルダーは、四角い紙パックのドリンクも置ける大きなサイズのものです。

デリカミニ

助手席のアイボリー部分は携帯電話やカギなどの小物が置けるトレイになっています。さらにその下には、引き出し収納がありティッシュなども入れることができ、その下にはグローブボックスがあります。また天井には、カードホルダーがついています。

デリカミニ

中央部分のタッチパネル式エアコンの操作パネルの下にはドリンクホルダーがあり、その下には3kgまでのものを置くことができる引き出しトレイ、その下にはごみ箱としても使えるボックスがあります。運転席のドアトリムのポケット部分には、カギなどの小物を収納することが可能です。

Premiumモデルの助手席背面に装備されている、シートバックテーブル(コンビニエントフック付)の上部分には、メッシュ素材のポケットがあります。

小物などを入れることができますし、メッシュ素材なので入れているものを確認できるのでとても便利です。

さらに、シートバックテーブルの下にもシートバックポケットがあります。

後部座席の両側にも、ドリンクホルダーと小物を入れることのできる収納スペースがあります。このスペースは、後部座席を前にスライドさせると荷室で使うことができ、荷室での使用の際には長尺のものを差し込むことも可能です。

また、荷室の床下にも、工具等が少し入るようなスペースがあります。デリカミニには、たくさんの収納やドリンクホルダーなどが装備されているので、女性やお子さまがいるユーザーにとっても、使い勝手の良さを感じる満足装備といえるでしょう。

デリカミニのシートアレンジ

デリカミニ

リヤシートの前後スライドは、320㎜のスライド量が確保されていますので、フロントシートを一番後ろに下げても、余裕のある足元空間を確保できるようになっています。

さらに、片側ずつのスライドができますし、背もたれも片方だけ倒すことができるような分割可倒式の設計となっています。乗車する人数や、荷物の量や形に合わせて多彩なシートアレンジをすることが可能になっています。

後部座席を一番前にスライドすると、荷室部分が広く取れるので、4人が乗った時にも大きな荷物を運ぶこともできます。

後部座席を倒したときは、完全なフラットにはなりません。

デリカミニの価格

フリー

デリカミニのグレード別の価格を見ていきましょう。デリカミニは、ハイブリッドの自然吸気エンジン仕様の「G」「G Premium」と、ハイブリッドのターボチャージャー付の「T」「T Premium」のグレードが設定されています。さらにどのモデルでも2WDと4WDを選ぶことができます。それぞれの価格を見てみましょう。

デリカミニの価格

公式発表後に追記します。

デリカミニの一番安価なベースグレードの2WDの「G」グレードと一番高価な4WD「T Premium」では、価格が約40万円の差がありますので、購入の際にはしっかり検討する必要があるでしょう。

こんな人にオススメ!

デリカミニ

デリカミニは、アウトドア性能に優れているので、特に家族や友人とアウトドアやレジャーを楽しみたい方や、軽自動車であってもアウトドアテイストのあふれた力強いスタイリングを求めている方におすすめの車となります。さらに、運転を楽しむことのできる軽SUVをご希望の方にもおすすめです。

さらに、休日はアウトドアでも楽しみたいけど、日常の利用は大きい車だと抵抗があるという女性の方やお子さまがいるご家族の方にも、収納の多さや使い勝手の良さ、さらにはサンシェードなどの装備がされているという点でもおすすめとなります。

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よくある質問

デリカミニの2WDと4WDで内装の違いはある?

2023年2月時点では、全グレード共通で2WDと4WDの内装の装備の違いについては、発表されていません。2WDと4WDの同じグレードでの違いは、タイヤサイズのみとなります。

デリカミニのベースモデルとPremiumモデルの内装の違いはある?

ベースモデルとPremiumモデルの違いは、Premiumモデルには、ステアリングヒーターが搭載されていること、シートの素材が撥水シート生地で合成皮革、背面にはPVCの素材が使用されていること、助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)が装備されていること、さらに樹脂ラゲッジボード&PVCシートバックが装備されているという点となります。

デリカミニのシートの特徴は?

デリカミニのシートの素材は、蒸れにくく通気性の良い撥水シート生地を採用しているので、水や汚れなどが気になるアウトドアでの使用の際にも使い勝手の良いものとなっています。また、デコボコが連なっている立体パターンの形状のとても凝ったデザインが採用されているので、座った時のかけ心地がとても良く、さらに通気性の確保もされるようになっています。

デリカミニの価格は?

デリカミニの価格は、約180万円~約223万円となります。デリカミニの一番安価なベースグレードの2WDの「G」グレードと一番高価な4WD「T Premium」では、価格が約40万円の差がありますので、購入の際にはしっかり検討する必要があるでしょう。

デリカミニは、どんな人におすすめ?

デリカミニの座席やラゲッジルームのシート素材などでも、アウトドア性能に優れている仕様となっているので、家族や友人とアウトドアを楽しみたい方におすすめの車です。お子さまがいるご家族の方にも、収納の多さや使い勝手のよさから便利に活用できる車です。

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