軽自動車は国内の新車販売台数でも多くを占める人気ジャンルです。室内が広いスーパーハイトワゴンやSUVタイプなど、複数のジャンルが販売されているので、選択肢も豊富です。
その人気の軽自動車の中で、2023年に販売された人気モデルはどのようなものでしょうか?この記事では、最新の軽自動車の販売台数ランキングから人気車種をご紹介します。
軽自動車の人気とその魅力について
軽自動車は、日本国内で人気があります。その理由の1つは、経済的なメリットです。燃費が良く、維持費も低いため、日常の通勤や買い物にぴったりといえるでしょう。また、税金や保険料が安いことも大きな魅力です。トータルで考えると普通車よりも容易に維持できます。
さらに、軽自動車はコンパクトなサイズなので、狭い駐車スペースや街中の狭い道でも扱いやすいです。どうしても狭い道に入ることがあるなら、軽自動車の方が気兼ねなく運転できます。
デザインも多様化しており、スタイリッシュなモデルから可愛らしいデザインまで選べるので、個々のライフスタイルや好みに合わせて選べます。近年では、安全性能も向上しており、安心して運転できる点も評価されています。軽自動車は、経済性、利便性、デザイン性を兼ね備えた魅力的な選択肢といえるでしょう。
さらに軽自動車のメリットをみていきます。
軽自動車のメリット
軽自動車のメリットをさらに詳しく紹介します。
維持費
軽自動車のメリットは、その維持費の安さです。軽自動車は燃費が良く、ガソリン代を節約できます。また、自動車税や車検費用も普通車に比べて低く抑えられます。さらに、特約などの条件によって異なりますが、保険料も軽自動車なら抑えられることが多く、トータルでのコスト削減が期待できます。
通勤や通学なら好みや性能よりも、安く維持できることを第一に考えるでしょう。そのような場合に、軽自動車の維持費の安さは魅力となります。
小回りの利く運転性能
軽自動車は小回りが利く運転性能が魅力です。特に狭い道や駐車場での取り回しが楽です。最新の軽自動車モデルでは、見やすくなっているので、運転席からの視界の確保がしやすいでしょう。
初心者ドライバーや都市部での運転が多い方にとって、大きな安心感を与えたり、利便性が高いのは魅力。小回りがしやすいのは、普段使いにメリットがあります。
燃費の良さ
軽自動車は燃費の良さが大きな魅力です。最新のモデルでは、ハイブリッド技術やエコドライブ機能が搭載され、さらに燃費が向上しています。これにより、ガソリン代の節約が可能で、長距離ドライブや日常の通勤にも経済的です。
ハイブリッドシステムが搭載されていないモデルでも、軽量なボディで低燃費に走行できます。特に新しいパワーユニットが搭載されている車両なら、NAモデルでもハイブリッドカー並の燃費性能を誇ります。
2024年最新人気ランキングTOP10
1位:ホンダ N-BOX
販売台数:218,478台
ホンダ N-BOXは、その広い室内空間と使い勝手の良さから、多くのユーザーに愛されています。まず、軽自動車でありながら大人が快適に座れる広々とした室内空間が魅力です。後部座席の足元スペースも十分で、ファミリー層にも人気があります。
また、N-BOXは高い燃費性能を誇り、経済的な運転が可能です。特に2代目以降はエンジン性能も優れており、市街地から高速道路まで快適な走行が楽しめます。さらに、Honda SENSINGという安全装備が充実しており、衝突軽減ブレーキや車線維持支援システムなどが搭載されています。
デザイン面でも、シンプルでスタイリッシュな外観が幅広い年齢層に支持されています。カラーバリエーションも豊富で、自分好みの一台を見つけやすいのもポイントです。
2023年10月には3代目のN-BOXが発売されました。シンプルなフロントフェイスと使い勝手のよさはそのままに、Honda CONNECTや近距離衝突軽減ブレーキなどが搭載され、機能を向上させています。
2位:スズキ スペーシア
販売台数:1,333,410台
スペーシアは、軽自動車でありながらも広い室内スペースを提供し、快適な乗り心地を実現しています。2013年から発売されており、スーパーハイトワゴンの人気車種の仲間入りをしています。
後部座席の足元スペースが広く、ファミリー層や長距離ドライバーにも最適です。また、スペーシアは低燃費を誇り、経済的な運転が可能です。マイルドハイブリッドシステムの採用により、燃費性能が向上し、環境にも優しい設計となっています。
安全装備も充実しており、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報システムなどの最新技術が搭載されています。狭い道や駐車に便利な全方位モニターも便利です。
さらに、デザイン面でも個性的でスタイリッシュな外観が魅力です。多彩なカラーバリエーションやカスタマイズオプションも豊富で、ユーザーの好みに合わせた選択が可能です。
現行モデルではカスタムでも押し出し感が強すぎないデザインになりました。幅広い層に人気があるモデルとなりました。
3位:ダイハツ タント
販売台数:124,862台
タントの魅力は、その広い室内空間と優れた利便性です。特に「ミラクルオープンドア」と呼ばれる、センターピラーレスの構造が最大の特徴です。後部座席へのアクセスがしやすくなり、大きな荷物の積み下ろしや小さな子どもの乗り降りが快適です。
また、タントは軽自動車でありながら広い室内空間を提供し、前後の座席ともにゆったりとした足元スペースがあります。これにより、長時間のドライブでも快適な乗り心地を実現しています。
燃費性能も優れており、日常の運転から長距離旅行まで経済的に運用できます。さらに、安全装備も充実しており、衝突回避支援システムや車線逸脱警報機能などの最新技術が搭載されています。安全性が高まり、安心して運転することができます。
荷室には上下2段調整式デッキボードがあります。荷物の形状に合わせて積載しやすく調整できるので、普段の買い物の際に便利に使えるでしょう。
4位:スズキ ハスラー
販売台数:92,456台
ハスラーは、その個性的なデザインと高い実用性から多くのユーザーに支持されています。まず、アウトドア感あふれる独特のデザインが特徴で、キャンプやレジャーを楽しむ人々に特に人気があります。
ハスラーは軽自動車でありながらも、広い室内空間と優れた居住性を提供します。高い車高と広いガラスエリアにより、視界が良く、運転がしやすいのも魅力です。また、後部座席を倒すことでフラットな荷室が広がり、大きな荷物やアウトドアギアも楽に積むことができます。
特に防汚タイプラゲッジフロア&防汚タイプリアシート(背面)は、汚れたアイテムを積載するのに便利です。汚れたとしてもさっと拭き取れば汚れを落としやすいです。
さらに、ハスラーは優れた燃費性能を誇り、経済的な運転が可能なのも魅力。ハイブリッドシステムを採用しており、環境にも優しい設計となっています。日常の通勤や買い物から長距離旅行まで、さまざまなシーンで活躍します。
安全装備も充実しており、夜間の歩行者にも対応する衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報システムなどの最新技術が搭載されています。安全性が高まり、安心して運転できる点も人気の理由です。
5位:ダイハツ ムーヴ
販売台数:76,174台
ダイハツ ムーヴは、その快適な乗り心地と高い実用性から多くのユーザーに支持されています。まず、広い室内空間が特徴で、軽自動車でありながら大人がゆったりと座れる十分なスペースを提供します。特に、後部座席の足元スペースが広く、ファミリー層にも最適です。
ムーヴは高い燃費性能も魅力で、経済的な運転が可能です。エコカー減税の対象車種もあり、環境に配慮した設計となっています。日常の通勤や買い物から長距離ドライブまで、さまざまなシーンで活躍します。
以前はハイトワゴンのムーブも展開されていましたが、2023年6月に新車販売が終了して、ムーブキャンバスのみとなりました。
クラシカルな見た目と、「セオリー」と「ストライプス」の2つのタイプから選択できます。ターボエンジン搭載グレードも選択できるので、高速道路や幹線道路も力強く走行できます。
6位:スズキ ワゴンR
販売台数:73,388台
ワゴンRは、その広い室内空間と高い実用性から人気がある車種です。軽自動車でありながら驚くほど広い室内スペースを提供し、乗員全員が快適に過ごせる設計が特徴です。高い天井と広い足元スペースにより、長時間のドライブでも快適です。
ワゴンRは優れた燃費性能を誇り、経済的な運転が可能です。ハイブリッドシステムを採用しており、環境にも配慮した設計がされています。車内の広さと燃費性能のバランスが取れているのがポイントです。
安全装備も充実しており、デュアルカメラブレーキサポートや車線逸脱警報機能などの先進技術が搭載されています。安全性が高まり、安心して運転できる点も人気の理由です。上質さがあるワゴンRカスタムZやワゴンRスティングレーも選択できます。
ワゴンRスマイルというスライドドアを搭載したモデルも展開されています。街乗りに便利な選択肢があるモデルです。
7位:スズキ アルト
販売台数:67,798台
アルトは、経済性とコンパクトなデザインが人気の理由です。最大の魅力はその優れた燃費性能です。アルトは燃費が非常に良く、日常の通勤や買い物でのコストを大幅に削減できます。特にガソリン価格が高騰している時期に大きなメリットです。現行モデルにはマイルドハイブリッドが搭載されました。
次に、アルトのコンパクトなサイズは都市部での運転や駐車に適しています。狭い道や限られた駐車スペースでもスムーズに操作できるため、都会の生活に適しています。それに加えて、小回りが効くため、運転初心者や女性ドライバーにもおすすめ。
安全装備も充実しており、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報機能などの先進技術が搭載されています。小さくても安全装備は充実しています。
デザイン面では、シンプルで可愛らしい外観が幅広い年齢層に支持されています。内装も機能的で、必要な装備がしっかりと揃っています。
8位:日産 ルークス
販売台数:66,978台
ルークスは、その広い室内空間と高い利便性から多くのユーザーに支持されています。まず、軽自動車でありながら大人が快適に過ごせる広々とした室内空間が魅力です。後部座席の足元スペースが広く、ファミリー層や長時間のドライブにも最適です。
ルークスはスライドドアを採用しており、狭い駐車場でも乗り降りがスムーズに行えます。これは特に小さな子どもや高齢者がいる家庭にとって大きなメリットです。さらに、荷物の積み下ろしも容易で、日常の買い物やレジャーにも便利です。
燃費性能も優れており、ハイブリッドシステムの採用により経済的な運転が可能です。環境にも配慮した設計となっており、日常の通勤や長距離ドライブでも燃費を気にせず楽しめます。
安全装備も充実しており、プロパイロットや衝突被害軽減ブレーキなどの先進技術が搭載されています。高速道路でのロングドライブでは、アクセルやブレーキ、ハンドル操作のサポートがあるので、疲労を軽減してくれるのが特徴。
安全装備を重視するならプロパイロットが選択できるルークスは魅力です。
9位:ダイハツ ミラ
画像引用元:ミライース|ダイハツ
販売台数:54,766台
ミラは、その優れた経済性と使いやすさから多くのユーザーに支持されています。まず、ミラの魅力はその燃費性能です。ミラは低燃費で、日常の通勤や買い物でのガソリン代を大幅に削減できます。ハイブリッドは搭載されていませんが、エコカーとしてハイブリッドカー並の低燃費です。
ミラのコンパクトなサイズは、都市部での運転や駐車が非常に楽です。狭い道や限られた駐車スペースでもスムーズに操作できるため、都会の生活に適しています。また、小回りが効くため、運転初心者や女性ドライバーにも人気があります。
安全装備も充実しており、スマートアシストⅢが搭載されていますが、新しいタイプではないので注意が必要です。夜間の安全性なら、最新の機能が搭載されているモデルがおすすめ。燃費を重視するなら他のモデルよりもメリットが活かされるモデルといえるでしょう。
10位:三菱 デリカミニ
販売台数:52,427台
デリカミニは、その多用途性とタフなデザインから多くのユーザーに支持されています。まず、コンパクトながら広い室内空間が特徴で、家族や友人との旅行やアウトドア活動に最適です。後部座席を倒すことで大きな荷室を確保でき、キャンプ用品やスポーツギアも楽々積むことができます。
また、デリカミニは優れた走行性能を誇り、四輪駆動システムを搭載しているため、悪路や雪道でも安定した走行が可能です。
デザイン面では、タフでスタイリッシュな外観が幅広い年齢層に支持されています。スーパーハイトワゴンとSUVのスタイルが融合した独特のジャンルです。
兄貴分のデリカD:5もミニバンとSUVという唯一の位置づけですが、まさにミニデリカD:5といえるのがこのデリカミニです。
軽自動車の選び方
広さで選ぶ
スーパーハイトワゴンは車内の広さが優れており、大人が4人乗車しても十分なスペースがあります。後席も広々しているので、快適に乗車できるでしょう。
スライドドアが搭載されている車種なら乗り降りもスムーズになるので、おすすめです。広さを重視するならスーパーハイトワゴン一択となるでしょう。他にも軽バンタイプのモデルでも車内が広いのでおすすめです。
燃費性能を比較する
燃費性能で比較して、車選びするのもおすすめです。カタログ燃料消費率と実燃費は開きがありますが、それでも燃費がよい車種を選択するならガソリン代を抑えられます。
実燃費のデータを比較したり、搭載されているパワーユニットを比較して燃費がよい車を選ぶのをおすすめします。
安全性能で選ぶ
安全性能で車選びをするのもおすすめです。搭載されている安全装備は、年式やグレードによって異なります。
もちろん普段は意識しないかもしれませんが、万が一の操作のサポートによって事故を回避できることもあるでしょう。どの機能を重視するのか、また装備されている車種やグレードを選ぶのかを比較ポイントにするのもおすすめです。
軽自動車の維持費
軽自動車の維持費は、普通車と比較して抑えられます。たとえば、自動車税はコンパクトカーや乗用車の排気量に合わせて、約3万円から4万円、大排気量ならそれ以上なのに対して、軽自動車なら10,800円です。
燃費によってガソリン代は変わりますが、軽自動車なら軽量なこともあり、ガソリン代を抑えられるケースが多いです。
駐車場代は地域によって左右されますが、都心部では軽自動車専用の駐車場があり、費用を抑えられることがあります。
メンテナンスにかかる費用はコンディションによって異なるので、単純に比較できないものがあります。それでも年間で約20万円の費用が必要です。
毎月の費用に換算すると、2万円弱となります。
軽自動車の維持費については、こちらの記事をチェック。
お得に軽自動車を購入する方法
お得に軽自動車を購入するには、未使用車の選択や低金利プランの利用がおすすめです。
未使用車
未使用車とは登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。
登録されているので中古車という扱いですが、コンディションがよく新車よりも早く納車されること、さらにお得に購入できる場合があるのでおすすめの選択肢です。
在庫がある車両に限られるという懸念点がありますが、在庫が多い店舗なら好みの車を探しやすくなっています。
弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の在庫車両を展示しているので、車の比較をしていただきやすいです。
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低金利プラン
お得に軽自動車を購入したい方におすすめの別の方法は、低金利プランの利用がおすすめです。軽自動車でも車両が高くなってくるとローンを利用する方も一般的になります。
毎月の支払額を一定にして、無理なく希望する車に乗れるのがローンだからです。しかしローンの場合は、金利手数料の負担が発生します。
低金利プランなら名前の通り金利負担が少なくなるので、トータルでお得です。弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、負担を抑えて購入できます。
車種やグレードによって異なりますが、他社同等プランと比較して、何十万円も差額が出ることもあるほどです。
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