ヤリスクロスとはどんな車？ハイブリッド車の特徴は？お得に購入する方法も紹介

2023年8月25日

ヤリスクロスはトヨタ自動車が生産・販売するクロスオーバーSUVです。人気の車種にもなっていて、売上も順調に伸びています。

今回はこのヤリスクロスの魅力を紹介するとともに、ヤリスクロスハイブリッドの特徴をご紹介します。さらに、ヤリスクロスをお得に購入する方法も取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

ヤリスクロスはどんなモデル？

冒頭で紹介したようにヤリスクロスはクロスオーバーSUVです。クロスオーバーとは、オンロードでの走行を考えて作られたSUV。SUVは「Sport Utility Vehicle」の略語で、どんなシーンでも活躍できるスポーティーな車という意味になります。

ヤリスクロスの特徴の一つはコンパクトなことです。SUVというとオフロード向きの車種が多く、サイズが大型化しやすいですが、街乗りでの快適性を重視したヤリスクロスは小さめのボディーで小回りが利きやすくなっています。

外観・内装は？

ヤリスクロスの外観は無駄をそぎ落としたスタイリッシュなデザインになっています。すっきりとしたその体躯はスポーティーそのもの。低い位置から強い足回りで存在感を放っています。

内部は落ち着いたインテリアになっていて、上質な配色で心地いい時間を過ごせるようになっています。

スペースや収納は？

シートアレンジが多彩なのもヤリスクロスです。次のようなアレンジができます。

4:2:4モード
スタンダードモード
6:4モード
フラットモード

4:2:4モードでリヤシートの真ん中を倒すと、長尺物を積んでも、大人4人がゆとりを持って乗車できるスペースができます。

収納スペースの方は豊富で、使い勝手がいいです。フロントに設置されたカップホルダー、小物収納に適したグローブボックスなど、10カ所もの収納スペース付き。さらに、ラゲッジスペースの収容量は390Lと、たっぷり収納できます。

機能・装備は？

充実の機能・装備でドライバーや同乗者をサポートするのもヤリスクロスです。次のような機能・装備があります。

ハンズフリーパワーバックドア
運転席調整機能
アクセサリーコンセント
スーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアグリーンガラス
シートヒーター（運転席・助手席）
ステアリングヒーター
電動パーキングブレーキ
ディスプレイオーディオ（8インチ／7インチ）
LEDサイドターンランプ付オート電動格納式リモコンカラードドアミラー＋補助ミラー
カラーヘッドアップディスプレイ

走行性能は？

4WDのガソリン車ならちょっとしたオフロードでも余裕を持って走行できます。一方ハイブリッド車は雪道でもパワフル＆スムーズに走れます。

爽快な走りと優れた燃費性能をもたらすのがヤリスクロスのガソリン車です。ハイブリッド車は力強い走りと低燃費を両立しています。

全体は低重心で軽量でありながらも高剛性ボディーになっています。車高の高さも感じず、軽快で安定感に優れた走りを実現しました。

安全性能

高度運転支援Advanced Parkでステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御。トヨタSUV初の機能で駐車を支援します。

レーダークルーズコントロール（全車速追従機能付）／レーントレーシングアシスト［LTA］はミリ波レーダーと単眼カメラにより適切な車間距離を保った追従走行を実現させます。

アクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知するとクルマの加速を抑制し、ドライバーに警告も発信。危険な加速を防ぎます。

ハイブリッドモデルなら低燃費

ヤリスクロスハイブリッドの燃費は優秀です。具体的な数値は後ほど紹介しますが、実際に走ってみて優れた燃費に満足している人も多いです。これはハイブリッド車だけのことではなく、ガソリン車にもいえることです。

ヤリスクロスの魅力

ヤリスクロスには、以下の魅力があります。

運転しやすい
豊富なグレード
使いやすい収納

運転しやすい

コンパクトで小回りが利くヤリスクロスは運転がしやすいです。運転に不慣れな女性や初心者でも慣れやすく、操作しやすくなっています。シート位置も高く見晴らしがいいので、目視もしやすいです。

凹凸を踏んだときも振動が吸収され、不快感がありません。アクセルを踏めば、スムーズに加速します。高速道路でも心地いい走行ができ、合流もしやすいです。

車体のバランスも絶妙でハンドリングしやすく、軽快な走りを実現しています。その秘密はTNGAプラットフォーム。優れた操縦安定性、高い燃費性能、躍動感あふれるスタイリングがぎゅっと凝縮されたプラットフォームです。

豊富なグレード数がある

ヤリスクロスのグレード数は豊富です。以下のようになっています。

2WDハイブリッド	5グレード
2WDガソリン	5グレード
4WDハイブリッド	4グレード
4WDガソリン	4グレード

表を見れば分かるように2WDと4WDの選択が可能で、街乗りには2WD、悪路走行を考えるのなら4WDを購入できます。

よく考えられた収納

コンパクトSUVであるヤリスクロスの室内は決して広くはないのですが、収納についてはよく考えて設置されています。10カ所にも及ぶ収納スペースには様々なものを収納可能です。

例えば、運転席＆助手席ドア部分にあるドリンクホルダーには紙パックジュースが入ります。紙パックジュースが好きな人には、うれしいポイントですね。

助手席下にある引き出しにはノートやスマホなどの薄いものの収納に適したスペースです。ちょっとしまっておいて、必要に応じて取り出すことができます。

後席のドアについているドリキンクホルダーは、ちょっと大きめの660mlのペットボトルを収納できます。喉が渇きやすい人は500mlペットボトルでは物足りないでしょうから、660mlペットボトルが入るのは助かるでしょう。

ヤリスクロスのグレード展開

ヤリスクロスのグレード展開を見てみましょう。ヤリクロスのグレードは大きく分けて3種類あります。「X」と「G」と「Z」です。さらにガソリン車、ハイブリッド車の別があり、2WDと4WDの二つの方式があります。

ここでは、「X」「G」「Z」のハイブリッドグレードごとの特徴を解説します。

HYBRID X

HYBRID Xは、ヤリスクロスのハイブリッドエントリーグレードにあたります。装備はシンプルになりますが、スマートエントリー＆スタートシステムが標準装備されているので、使用感が悪いわけではありません。

シートの素材はファブリックで、フロントシートはヘッドレスト一体型。6：4分割可倒式リアシートや運転席上下アジャスターも備え、乗り心地は快適です。

ボディーカラーはモノトーンで、見た目はやや質素になっています。

HYBRID Xの価格は2WDで2,284,000円（税込）、4WDで2,515,000円（税込）です。

HYBRID G

HYBRID Gは、ヤリスクロスハイブリッドの中間グレードです。装備がエントリーグレードより少し優れています。充電用USBも装備され、スマホの充電もできます。

外観はツートンカラーが選択できるようになり、少しおしゃれになりました。16インチアルミホイールは標準装備で、オプションで18インチアルミホイールもつけられます。

内装ではステアリングホイールやシフトノブが本革巻きになり、少し高級感を増しました。シート表皮も上級ファブリックになり、随所に加飾が施され、上質感を醸し出しています。リアシートは4:2:4分割十なり、中央部分だけを倒せます。

HYBRID Gの価格は2WDで2,394,000円（税込）、4WDで2,625,000円（税込）です。

HYBRID Z

HYBRID Zは、ヤリスクロスハイブリッドの最上級グレードになります。最上級グレードともなると機能も充実し、運転席には6ウェイパワーシートや電動の運転席シート上下アジャスターを標準装備して、快適な運転をサポート。フルLEDヘッドランプやフルLEDリアコンビネーションランプも装備され、視認性も高まりました。

内装面では、カラーがダークブラウンになり、シックな雰囲気になっています。シート表皮は合成皮革＋ツィード調ファブリックです。

ヤリスクロスに採用されているハイブリッドシステム

ヤリスクロスに採用されているハイブリッドシステムがどのようなものか、取扱説明書の説明を参考に解説しましょう。

ハイブリッドシステムは電気モーターとガソリンエンジンの二つのパワーの相乗効果により、優れた動力性能と低燃費化を実現させます。排出ガスも削減され、環境にも優しいシステムです。

システムの構成

ヤリスクロスハイブリッドのシステムは、ガソリンエンジンと左側のフロント電気モーターを前部に装備し、後部にはリヤ電気モーター（AWD車）を備えています。

停車中はガソリンエンジンが停止。発進するときは電気モーターを使います。低速走行時や下り坂走行時もガソリンエンジンは使わず、電気モーターで走行します。シフトレバーがNにあるときは駆動用電池への充電は行われません。

通常走行時は主にガソリンエンジンを使用。状況に応じて電気モーターを発電機として稼働し、駆動用電池へ充電します。

急加速時（ペダルを強く踏み込んだとき）にはガソリンエンジンに加え、駆動用電池からも電気モーターに電力を供給し、力強く加速。加速がスムーズなので、快適にドライブできます。

駆動用電池の充電について

ガソリンエンジンの動力による充電や回生ブレーキにより、駆動用電池が充電されるので、車外からの充電は不要です。車両を長時間放置したときは少しずつ放電するので、次のような対処をしてください。

2～3ヶ月に一度、約30分間または16kmほど運転する

駆動用電池が完全に放電し、ハイブリッドシステムを使えなくなったときは、トヨタ販売店に連絡してください。

車両接近通報装置

ヤリスクロスハイブリッドには車両接近通報装置が装備されています。これはガソリンエンジンが停止した状態での走行時に周囲の人に音で接近を知らせる装置です。電気モーターだけだと、静かで周囲の人も車の接近に気がつかないので、通報装置を設けています。

仕組みは車速に応じて、音階で音を鳴らすというもの。車速が約25km/hを超えると、音が消えます。

ハイブリッドにはE-Fourが採用

E-Fourとは、トヨタのハイブリッド用4WDのことです。ヤリスクロスでも採用されています。

E-Fourの特徴は前輪をエンジンとフロントモーター、後輪をリヤモーターで駆動すること。様々な路面や走行状態に対応でき、発進も加速も安定しています。ハイブリッドシステムとの組み合わせで燃費性能も優れています。

路面に合わせてモード調整できる

E-Fourは路面や走行状態に合わせてモード調整ができます。スタート時や全開加速時には4WD状態になり、力強い加速を実現。通常走行時はFF状態になり、低燃費となります。

雪道のような滑りやすい路面で前輪がスリップしたときは、瞬時にリアモーターを駆動させる4WD状態に変化。操縦安定性をもたらします。

ヤリスクロスハイブリッドの燃費

ヤリスクロスハイブリッドの燃費を紹介します。いくつかのグレードの例を取り上げてみましょう。

グレード	WLTCモード（km/L）
HYBRID X（2WD）	30.8
HYBRID X（4WD）	28.7
HYBRID G（2WD）	30.2
HYBRID G（4WD）	28.1
HYBRID Z（2WD）	27.8
HYBRID Z（4WD）	26.0
HYBRID Z“Adventure”（2WD）	27.8
HYBRID Z“Adventure”（4WD）	26.0
HYBRID GR SPORT（2WD）	25.0

ヤリスクロスハイブリッドの燃費性能は非常に優秀です。より速く・より長く走ることが可能になっていて、環境にも優しいし、お財布にも優しいです。

ヤリスクロスをお得に購入する方法

ヤリスクロスの価格は他のSUV車よりも安いかもしれませんが、いざ購入となると、かなりの負担になることは確かです。そこでどうすればお得に購入できるかを考えてみましょう。

未使用車

登録済（届出済）未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。顧客が使っていないというだけに、新しい状態のものも多いです。しかし登録されているので、定義は中古車になります。

未使用車は新車よりも価格が安いです。ヤリスクロスの新車が買えない人でも、未使用車なら買える場合があります。ただし、未使用車の価格が高くなっている場合もあるので注意しましょう。

弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の展示車両があるので、好みの車を探していただきやすいです。

また、在庫の回転も早いので、走行距離が短い車両が多いのも特徴です。ぜひこちらから最新の在庫情報をチェックしてください。

低金利ローン

ヤリスクロスをお得に購入しようと思ったなら、低金利ローンを利用するのもおすすめです。同じ200万円の車を買ったとしても、金利によって利息総額に大きな差が生じます。

ヤリスクロスを購入するときに低金利ローンを利用できれば、返済総額が下げられるので、トータルの負担が減るでしょう。

弊社カミタケモータースでは、新車1.99％の超低金利プランを提供しており、お得に購入していただけます。

ヤリスクロスのHYBRID Zなら、他社同等プランと比較して79.5万円もお得！乗り出しに便利なオプションもセットなので、ぜひこちらから詳細情報をご覧ください。

よくある質問

おすすめグレードは？: ヤリスクロスのおすすめグレードは最上級グレードの「Z」または「HYBRID Z」です。価格は高くなりますが、標準装備されているものもワンランク上がり、満足感も得られます。リセールにも期待できます。お財布に余裕がある方は、ぜひ最上級グレードをお選びください。
ヤリスクロスの内装の特徴は？: ヤリスクロスの内装はシンプルでありながらも力強さが感じられます。ソフトパッドやフェルト素材も採用し、質感にも優れています。