車選びでは、家族が使いやすい車なのかという要素は大切です。家族が使う車なら、かっこよいだけでは買い物やお出かけの際に使い勝手が悪いと感じるからです。
もちろんファミリーカーとして定番でなくても、家族が使う車としてよい車、もしくは人気がある車もあります。
この記事では、ファミリーカーとして使いやすい車の選び方や2023年5月の販売台数からおすすめ車種を紹介します。
ファミリーカーとして人気のジャンル
画像引用元：マツダ
ファミリーカーとして定番のジャンルは、ミニバンでした。もちろん今でもミニバンはファミリーカーとして人気があります。
ミドルサイズであれば、トヨタのノアや日産のセレナのようなモデルは、シートアレンジも豊富で大人数での乗車にも対応しているので使いやすいでしょう。
一方で、SUVの人気が高くなっているので、SUVをファミリーカーに選ぶ方もおられます。ミドルサイズ以上のSUVなら、ラゲージスペースも十分にあるので、家族の車としても使いやすいでしょう。
車が普及したときのセダン、そしてステーションワゴンやミニバンなどを経て、ファミリーカーとして人気のジャンルは移り変わりつつあります。
もちろん家族の車の使い方によっては、人気があっても自分の家族には当てはまらないこともあるでしょう。選び方や人気車種を参考にしながら、ファミリーカー選びをするとよいでしょう。
ファミリーカーの選び方
ファミリーカーの選び方をご紹介しましょう。
乗車人数
乗車人数は大切なポイントです。軽自動車であれば4人、普通車なら5人、6人、7人のように車種によって乗車人数が異なります。
家族や親戚、友達の家族とお出かけなど、複数の使い方があるでしょう。家族の人数だけではシートが足りないこともあります。
大人数で出かけることがほとんどないなら、家族の人数で十分かもしれません。
使い勝手
使い勝手を確認しておきたいものです。ミニバンのようにスライドドアを搭載したモデルは、開口口も広く荷物の出し入れもしやすくなります。
以前に流行ったステーションワゴンのように荷室が広いモデルなら、スライドドアは搭載していなくても荷物はたくさん積載できます。
コンパクトカーであれば、荷室が十分にある車種もあれば、荷室がほとんどない車種もあるため事前にチェックが必要でしょう。
維持費
車の維持にかかる費用もチェックしておきたいものです。軽自動車は、維持費を抑えられるので、コストパフォーマンスを重視するなら魅力的です。
ボディサイズの規格があるので、室内空間に限界はありますが、モデルによって室内サイズが異なります。スーパーハイトワゴンであれば、全高も高くなっており、大人が4人乗車してもゆとりの空間があります。
安全装備も充実しているモデルも多いので、ファミリーカーに選ぶ方も多いです。
軽のファミリーカー5選
軽自動車でおすすめのファミリーカーの5選をご紹介します。
- ホンダ N-BOX
- ダイハツ タント
- ダイハツ ムーヴ
- スズキ スペーシア
- スズキ ワゴンR
1位 安定した人気なら「ホンダ N-BOX」
軽自動車の販売台数でトップになり、圧倒的な人気があるのがホンダのN-BOXです。絶妙なパッケージで日常生活でも使いやすく、質感の高いインテリアで、普通車から乗り換える方もおられるほどです。
大きな荷物を積載して、家族みんなで出かけることが少ないなら、街乗りには十分過ぎる車といえるでしょう。カスタムであれば、見た目もスタイリッシュで上質になるので、お父さんも満足できます。
電子制御パーキングブレーキやオートブレーキホールドも搭載されるようになり、街中での疲労を軽減してくれる装備も搭載。標準モデルでも安定した走行性能を持っているので、NAモデルでもターボモデルでも満足のいく走りを見せてくれます。
ホンダ車の特徴ですが、左足のフットレストがしっかりあるので運転姿勢が非常に楽です。
2位 使いやすいスーパーハイトワゴン「ダイハツ タント」
ダイハツのスーパーハイトワゴンといえば、タントです。スーパーハイトワゴンの人気を作ったともいえるモデルです。特徴となるのは、やはりピラーレスドア。大開口口が広がります。
販売台数ではN-BOXに負けていますが、DNGAを採用しているタントなら安定して走行できるので走行性能は互角といえるでしょう。タントもカスタムモデルと標準モデルがあります。
押し出し感のあるデザインが好みならカスタムモデル、標準の顔が好みなら標準モデルと選択肢が広がっているので選択しやすいです。
標準モデルにもターボ搭載グレードがあるので、ファミリーカーとして使うので4人乗る機会が多い方でも力強く走行できるの安心。
タントは、D-CVTというトランスミッションが採用されているので、巡航時の燃費がよいのが魅力。コスパも気になるファミリーカーにぴったりです。
タントと言えばピラーレス。開口部の大きさは断トツです。
3位 デザインと使いやすさ「ダイハツ ムーヴ」
画像引用元：ムーヴ｜ダイハツ
軽自動車として定番のトールワゴンで忘れてはいけないのが、ムーヴです。長年愛されているモデルで、派生車種もあります。
特にムーヴの販売台数で大きな割合を占めているのは、ムーヴキャンバス。ワーゲンバスのようにクラシカルな雰囲気と女性が使いやすい内装や装備が人気の理由です。
スーパーハイトワゴンはいらないという方には、十分な広さがあり安定して走行できるムーヴがおすすめ。後席のスライドドアが欲しいという方には、ムーヴキャンバスと、選択肢が広がります。
ムーヴキャンバスがモデルチェンジした後は、男性も乗りやすいストライプスが設定されているので、よりファミリーカーに選びやすくなりました。
ハザードスイッチが大きくて押しやすいです。感触もすきです。
4位 燃費のよさなら「スズキ スペーシア」
スズキのスーパーハイトワゴンを選ぶならスペーシアです。スーパーハイトワゴンにマイルドハイブリッドが組み合わされているのが特徴。
他のモデルにはない特徴なので、低燃費に走行できるのがメリットです。車体自体も軽量になっているので、燃費を重視したい方におすすめの1台です。
スペーシアは、押し出し感のあるカスタムの他に、アウトドアが似合うスペーシアギアが設定されています。好みのスタイルを選択しやすいモデルです。
軽の大サイズでWLTCモード22.2km/Lは良く走る人にはありがたいです。
5位 サイズ感がちょうどよい「スズキ ワゴンR」
ワゴンRはスズキのハイトワゴンで、なんといってもちょうどよいサイズの車です。スーパーハイトワゴンは人気がありますが、実際はそこまで室内空間が必要ないという方もおられます。
スライドドアはどうしても重量増になりますし、全高が高いと走行安定性に課題があります。その点、ハイトワゴンなら大人が座っても窮屈ではないサイズと、走行安定性のバランスが優れているのが魅力。
マイルドハイブリッドが組み合わされたグレードなら、低燃費に走行できるのでコスパもよい車です。後席の傘立てなど、使い勝手を考慮した装備は、街乗りにぴったりといえますね。
後部席に傘立てがついているのがポイントです。濡れた傘どうするか問題ってあるんですよね・・・
ファミリーカーにおすすめのコンパクトカー5選
コンパクトでもファミリーカーとして選ばれるコンパクトカーを5車種ピックアップしました。
- トヨタ ヤリス
- トヨタ ルーミー
- トヨタ アクア
- 日産 ノート
- スズキ ソリオ
1位 実用燃費なら「トヨタ ヤリス」
コンパクトカーでも、燃費を重視するならヤリスがおすすめです。ファミリーカーに室内の広さを求めるのであれば、決しておすすめできる車とはいえません。しかし3人家族でたくさんの荷物を載せることが少ないならおすすめです。
ヤリスは、メーカーオプションを組み合わされると、上級クラス並みの安全装備が設定されています。ハイブリッドモデルなら低燃費で走行できるので、広さよりも装備と燃費を重視する方によい車といえるでしょう。
もしお子さんがおられるなら、小さなときはヤリスのようにコスパ重視、大きく成長するにつれてミニバンのようにライフステージに合せて車を選択するのもよいでしょう。
ヤリスハイブリッドの燃費はもうさすがとしか言えないです。少人数で動く方向け
2位 広さを重視したい方に「トヨタ ルーミー」
コンパクトカーでも広さも欲しいという方にぴったりのルーミー。コンパクトなモデルですが、スライドドアを搭載し、全高もしっかりあるので広々と乗れます。
ハイブリッドは設定されていませんが、ターボモデルなら力強く走行できます。排気量が小さいので比較的低燃費ですが、ハイブリッドモデルと比較すると見劣ってしまうでしょう。
車内空間を重視したいなら、おすすめのモデルです。
5人乗りスライドドアとして、ちょうどよい空間が欲しいひとはコレ！
3位 使い方によってはおすすめできる「トヨタ アクア」
トヨタのコンパクトなハイブリッドとして定番のアクア。このモデルも使い方によってはおすすめできるモデルです。
家族によってはミニバンの広さは不要だという方もおられます。またミニバンはどうしても大きな車体なので燃費も期待できないことが多いです。
ハイブリッドであれば比較的低燃費とはいえ、アクアの燃費のよさには負けます。普段の通勤や買い物も含めた走行時の燃費を期待するなら、アクアはおすすめのモデル。
これは実際に乗っている人の声を聞きましょう
4位 クラスを超えた静粛性「日産 ノート」
コンパクトカーで家族の車としておすすめできるノート。実は荷室も十分なスペースがあるので、ちょっとした荷物なら余裕の積載性があるモデルです。
ノートはe-POWERを搭載しており、静かに走行できるのでクラスを超えた静粛性の高さを見せてくれます。ノートオーラであれば、さらに上質になりますが、ノートでも十分未来感があります。
プロパイロットが搭載されているなら、長距離運転も疲れにくいでしょう。モーターによるトルクのある走りなら、ノートがおすすめです。
内装がかっこいい！未来感があっていいです。
5位 フルハイブリッドも選択可能「スズキ ソリオ」
画像引用元：ソリオ｜スズキ
コンパクトカーでスライドドアを搭載したモデルなら、スズキのソリオもおすすめです。5ナンバーサイズのコンパクトなボディで、スライドドアを搭載しているので十分な全高があります。
特に新型モデルではフルハイブリッド搭載グレードが設定されています。質感が高いバンディットでない、標準モデルでもエクステリアデザインがスタイリッシュになりました。
ガソリンモデル、マイルドハイブリッド、ハイブリッドと複数のパワーユニットから選択できます。
外観のデザインがかっこよくなりました
ファミリーカー向けミニバン5選
室内が広いミニバンで、おすすめのファミリーカーは以下の5車種です。
- トヨタ シエンタ
- トヨタ ノア
- トヨタ ヴォクシー
- 日産 セレナ
- ホンダ フリード
1位 使いやすさとサイズのバランス「トヨタ シエンタ」
使いやすいミニバンといえば、シエンタといえるでしょう。5ナンバーサイズで大人数の乗車にも対応しているので、ファミリーカーにぴったりです。
もちろん大人数で長距離という使い方には向きませんが、豊富なシートアレンジや十分な荷室で家族の車にぴったりです。
5人乗り仕様や7人乗り仕様があるので、普段の使い方によってモデルを選択できるのも特徴。5人乗りモデルの方が、荷物の積載性がよいので、あえて5人乗りを選ぶのもよいでしょう。
5人乗りを選んで荷室の確保をするのもアリです。
2位 安定感のある人気「トヨタ ノア」
ミニバンといえば、そしてファミリーカーといえば定番のノアです。ファミリーカーとして不足がないモデルといえるでしょう。
トヨタにはヴォクシーもありますが、ノアは押し出し感が控え目です。ほとんどヴォクシーと同じなので、見た目の違いで選択できます。
落ち着いた雰囲気のミニバンがよいなら、ノアを選択するのはおすすめです。
オラつきの少ない顏が好印象です
3位 迫力あるミニバンなら「トヨタ ヴォクシー」
ミニバンでもかっこよいモデルが好みなら、ヴォクシーといえるでしょう。3列シートで時には必要となる大人数の乗車にも対応しています。
ハイブリッドモデルを選択すると、燃費がよいことはもちろんですが、静かに力強く走行できます。
家族が乗車して車を運転することを考えると、少し車両価格が上がってもハイブリッドモデルを選択するのも賢いといえるでしょう。
実車を試乗してみて、見た目の違いを含めてファミリーカー選びをするのをおすすめします。
ノアとはちがってシャープな印象です
4位 e-POWERの走りの「日産 セレナ」
ミニバンにe-POWERが搭載された日産のセレナ。ミニバンとして人気があるモデルで、特にe-POWERが搭載されてからは、モーターによるスムーズな走りが特徴的です。
シートレンジも豊富なので、使い方に合わせて調整しやすいですし、広々した車内で大人数での乗車にも対応しています。
プロパイロットを搭載したグレードなら、長距離運転もラクラクです。
最上位グレード ルキシオンのプロパイロット2.0が最先端！
5位 熟成した安定性なら「ホンダ フリード」
ロングセラーモデルともいえるフリードは、熟成した安定性が特徴的。モデルチェンジを長年していないのに、販売台数も一定数あるというのは、ファミリーカーとして人気の証です。
シート仕様が豊富で、6人乗りキャプテンシートも選択できるのが特徴。3列目までウォークスルーができますし、後席に座った人が快適に乗車できます。
荷室の広さを重視することもできるので、使い方に合わせてシート仕様を選択しやすいでしょう。
6人乗りキャプテンシートならこのサイズでも3列目までウォークスルーです！
ファミリーカーにおすすめのSUV5選
SUVをファミリーカーとして使いたい方におすすめの5車種をピックアップしました。
- トヨタ ヤリスクロス
- トヨタ ハリアー
- トヨタ ライズ
- トヨタ ランドクルーザー
- ホンダ ヴェゼル
1位 都会にぴったりなSUV「トヨタ ヤリスクロス」
燃費を重視したSUVなら、ヤリスクロスがおすすめです。荷室や後席の広さでは他のモデルに劣りますが、ヤリスクロスの魅力はその燃費性能。
ハイブリッドモデルであれば、低燃費で走行できますし、E-Fourという4WDはモーターで後輪を駆動させます。
FFかE-Fourのどちらでも低燃費に走行できるので、都会の街乗りにぴったりといえるでしょう。後席はそれほど広くないので、使い方によっては室内が狭いと感じるかもしれません。
実車を試乗してみて、十分なスペースがあると感じるなら、燃費がよいヤリスクロスはおすすめです。
SUVの中でも高水準の燃費性能！
2位 かっこよいSUVを求めている方なら「トヨタ ハリアー」
高級感のあるSUVなら、ハリアーといえるでしょう。十分な広さがありますし、見た目や内装の高級感が魅力的。
使い勝手だけを考慮するなら、ミニバンという選択もありますが、所有感を満たしてくれるのはハリアーのようなモデル。
使い勝手を重視するのか、それともかっこよさを重視するのかで車選びができますね。
ザ・高級感だとおもいます。（小並感）
3位 コンパクトでも積載容量を確保「トヨタ ライズ」
コンパクトなSUVがよい、でもファミリーカーとしての使い勝手も欲しいという方におすすめのライズ。コンパクトカーと思われがちですが、実は荷室の広さが十分にあるモデル。
ヤリスクロスより積載性がよいので、SUVがよい方にぜひ考慮してもらいたい車です。ハイブリッドも選択できるので、低燃費で走行できます。
5ナンバーサイズなので、狭い道でも走行しやすいのもポイントですね。
荷室が非常に深いです。そこそこの大きさのものもすっぽり入ります。
4位 迫力ある存在感の「トヨタ ランドクルーザー」
画像引用元：トヨタ
お父さんも満足のランドクルーザーは、使い勝手より迫力を全面に出したモデルです。取り回しなどでは、ミニバンやコンパクトカーに劣りますが、迫力があり高級感がある内装は、他のモデルにはない魅力です。
納期が問題になりがちなモデルですが、購入できればリセールがよいのも魅力でしょう。車高が高いので、座面が高いので子どもの世話がしにくいと感じる方もおられるかもしれません。
普段の生活を想定して、実車で試してみるのはおすすめです。
道のせまいエリアでは乗りにくいですが大きくて豪快です。リセールが良いのもポイント
5位 スポーティなSUVなら「ホンダ ヴェゼル」
クーペライクなデザインでスタイリッシュなSUVになったヴェゼル。ハイブリッドはe:HEVが搭載され、静粛性も高くなりました。
走行性能も高いので、ワインディングでの走りも楽しめます。SUVとして十分な広さもあるので、見た目や使い勝手、さらに走行性能もこだわりたい方に乗っていただきたいモデルです。
内装の質感の高さもポイントなので、実車を見てみることをおすすめします。
静粛性も抜群です。ステアリングのスムースレザーが心地いいので意味もなくハンドルを握りたくなります。
ファミリーカーをお得に購入する方法
ファミリーカーをお得に購入する方法をご紹介します。お得に購入したいなら、未使用車、もしくは低金利ローンの利用がおすすめです。
未使用車
登録済（届出済）未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。
登録されているので、中古車という扱いですが、走行距離は場内の移動で少ない車体が多くあります。そのため、車のコンディションは限りなく新車に近い車体になります。
購入費用を抑えたいけれど、長く安心して乗りたい方におすすめの購入方法です。未使用車なら新車保証も継続しているか、新車保証と同等保証が用意されていることが多いため、安心して乗れます。
在庫がある車両に限られるというデメリットはありますが、弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の在庫を展示しているので、好みの車を探していただきやすいです。
最新の在庫情報は、こちらからチェックしてください。
低金利ローン
ファミリーカーをお得に購入するのに、おすすめの別の購入方法は低金利ローンを利用するものです。
新車を購入するのに、ローンの利用は一般的です。ローンなら毎月の支払い額を一定にして、無理なく希望する車やグレードに乗りやすくなります。
しかしローンは金利手数料の負担があります。ローンには金利手数料がありますが、この金利がたった数％違うと、大きな差額が出ることもあるほどです。
そこで、低金利ローンを利用するのがおすすめ。金利手数料を抑えると、総支払額を抑えられるので、同じ車を購入してもお得になります。
弊社カミタケモータースでは、新車1.99％の超低金利プランをご用意しており、大変お得に購入していただけます。
新車1.99％の超低金利プランのOPプレミアムプランは、乗り出しに便利なオプションもセットになっているので、比較すればお得です。
車やグレードによっては、他社同等プランと比較して100万円以上もお得になることも！ぜひ好みの車が毎月いくらで購入できるのか、ぜひこちらからチェックしてください。
